物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

集中と分散

2018-09-06 11:54:04 | 日記
北海道である主力の発電所がダウンしたら、全道が停電が起ると、こういう事故が起きたことを妻が笑っていた。

どこかの火力発電所がダウンすると、それにつられて全道が停電するなどそういう仕組みにしていたとするとやはり北海道電力の会社としての考え方がおかしい。

少なくとも離れた地域の3つか4つの発電所に同じ比率で電力依存するとかしていないとどこかの1か所に大きく電力依存しているとこういう大事故になる。

そういう事故管理の思想はすでにいきわたっているとは思うのだが、他人の大事故をいわば他山の石として自分の会社の反省のもとにしてほしい。こういう多重性が重要なのだ。

過去には能率のために、なんでも集中することがいいことだと思われていたが、最近は分散が必要だということで識者の意見は一致している。そういう意味でも東京の一極集中はあまりいことではない。

もしか、東京に関東大震災級の地震が襲うとこれは日本全体の生産活動も政治もぐしゃぐしゃになる。いくつかの中心をつくっておくことがどうしても必要なのである。

そういうことはだれでも知っているはずなのに、それでも東京一極集中が止まらない。




そろそろ原稿が

2018-09-06 11:18:17 | 日記
できあがる。とはいってもこれは私の原稿ではない。90歳を超える方の原稿のlatex入力のお手伝いをしているのである。何回も原稿のやり取りをしている。編集者がここまでしなくてもいいのだとは思うが、まあ、相手が90歳を超えるかたなのでしかたがない。それも一人ではなく、二人もである。

9月になったのだが、「数学・物理通信」8巻6号、7号の発行ができるようになるのを、いまかいまかと待っている。私にはなかなか心理的ないらいらが募る。

さらに今月中に8号をも発行しようとしている。そのうちの一つがやっとできあがりそうになった。これが冒頭に書いた論文である。それにもう一つもなんとかしたい。そのほかに数学者の N さんの4ページの論文ができるかどうか、3ページまで書き上げているのはつい先日も見たが、後のあと1ページが入力ができないとか言っていたが、私が見たときには入力に特に問題はなさそうだった。それに彼が担当の編集後記である。数行の編集後記だが、自分の原稿ができてから書くつもりだったとか言っていた。それが自分の原稿ができないので、書けないという。

私だって9月末が締め切りの原稿がある。それだのに一生懸命やっているのだ。決して暇なわけではない。 もっとも健康であるのはありがたい。