昨夜、テレビを見終わったのちに、『数学ガール』-フェルマーの最終定理- の第8章「無限降下法」のところを読んだ。なかなか数式ばかりでどうなることかと思ったが、最終的には筋が通っていた。なかなかここまで粘り強くは追求が私にはできない。
結城さんは優れた数学の理解者でもあるのだろう。それにわかりやすく書く才能がある。また、多くの読者があり、読者から意見やコメントをもらえるようである。
これで最終の第10章を「フェルマーの最終定理」を残すのみとなったが、どうもこの章が読み通せるか自信がないのは昨日も書いた通りである。もっともほかの章でも私に読めるのかと思っていたのだが、その危惧は当たらなかったので幸いだった。
それにしても副題の「フェルマーの最終定理」は私などには関係のない本だと思ってしまっていたのはまちがっていた。それでも図書館で借りてきてその先入観を払しょくできたのはよかった。
結城さんの他の著書はどうなんだろうか。