物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

無実と有罪の間

2019-01-09 10:36:46 | 日記

日産のゴーン前会長が拘留されて取り調べを受けていることはテレビのニュースや新聞報道で耳新しいことである。

ここでは、彼が有罪だとか無罪だとか議論したいわけではない。いずれ裁判になるのだろうが、その決着はどうなるだろうかという話である。

いずれにしてもその有罪か無罪かのスペクトルはこの間に存在することは確かである。これは現実にどうであったかということもあるが、それだけではなくて、裁判としてどうなるかということでもある。

もし、有罪が地方裁判所で宣告されると、これは被告側としては当然上告されるだろうから、最高裁判所まで争われることになろう。そうすると、彼が生きているうちに決着がつく可能性は少なくなる。

一番簡単な結果は無罪判決が出ることだろうが、今度は検察側が承知ができないかもしれない。いずれにしても面子と面子の激突である。

社会の常識としては裁判が無罪と出れば、責任なしであり、有罪であれば、責任ありということになる。どういう結論に判決としてもっていくのか難しいことになろうか。