という、たいそれたテーマで先週の土曜日に雑談会を行った。出席者はいつもののメンバーである。大学に勤めていた者が3名と自営業の農園をやっている方とである。それに私の妻と。
いつも来てくださる、土地家屋調査士だったKさんは腰が痛いということでお休みになっていた。
農業をされているKさんは結構なお年で90歳を超えておられるが、活発に議論に参加された。こういう話はなかなか結論はでない。言いっぱなしであるが、それでも議論することが必要なのだと思う。
いまは、地球が有限の大きさで、資源も有限であるから、できるだけ持続成長可能な方針で進むということくらいしか私には考えられない。
そういう視点から見ると、一番の浪費は軍事にお金をかけることである。軍事とは浪費以外のことは考えられていない。確かに世界には軍事産業があって、その企業も営利を目的にやっているために、国家予算の多くを費やしているところもある。
その第一の国はなんといってもアメリカであろう。それに最近では中国もそうであろうか。これは国としてはいたし方ない面もあろうが、やはり浪費以外の役はしない。だから、人類全体からみるとやはりやめにすべきものである。
そういう視点に早く立てた国が発展するということに、現在はともかくとして、最終的にはなるだろう。日本もできるだけはやく、軍事に関係したことはできるだけ小さくしつつ、持続可能な社会を目指さねばならない。
経済学者もそういう視点をもてない学者はえせの学者であろう。その点を強く警告しておきたい。