物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

「モーリーの定理」余談

2020-07-16 12:33:25 | 数学
余談というほどでもないが、昨日、平面幾何の「モーリーの定理」の論文の一応のまとめをして、これをM先生に送ったら、私がわからないと脚注を入れた箇所の簡単な証明を送ってくれた。

それを先刻チェックして、わからなかったところが分かった。証明を与えられてみると、なぜそういう風に頭が働かなかったんだろうと思うのだが、なんでもそういうものであろうか。

昨日、まとめた原稿を夜の就寝前に1時間とちょっとかけて点検したら、私が付録としてつけた箇所の証明が、提示した図の記号と証明に書いた文章での記号とが一致していないことに気がついた。

実は、別の図でちがう記号で証明がされてあったのを、論文の図に合わせて変更したつもりだったが、左右の記号がいれちがっていたりして、正しくない。その修正を赤のフリクションボールで修正したが、今日の午後の作業はそれの入力である。

およそ論文の修正がおわった段階でもう一度すべてを改めて点検しようと思っている。なにせ2014年ころに「数学・物理通信」に投稿されたとも、されないともいえないはっきり言えない論文である。

しかし、論文の著者の生存中に日の目を見そうになってきたのは喜ばしいことである。

ブログのテーマ

2020-07-16 12:19:50 | 本と雑誌
もちろん、ブログを書くテーマということである。

このブログも今年2020年で16年目に入っている。はじめのうちはそれほど勤勉にこのブログを書いていたわけではないが、そのうちにブログを書くのも一日の不可欠の日課となって久しい。

だが、困ることもある。それは書くテーマを見つけることである。自分でふと思ったこととか何かを書くことにしているのだが、そういう気の利いたことが思い浮かばない日の方が多い。

ブログを長く続けられている人には花の写真に特化していたり、山とか雲の写真に特化しておられる方も多い。

私の訪れるブログで写真のみならず、数学とか哲学の話題を書いてもおられるのは岐阜のSさんである。しかし、この人のような人は珍しくて貴重である。

大多数のブログは写真か言葉かに偏っている。私などは写真などはたったの一つもなく味気ないブログの一つである。

しかし、それでもブログを続けていくためにはあまり普通の人が気がつかないような視点をいつでも提供できたらと思っているが、皆様の大方の期待を裏切ることはなはだしいこのブログである。