無料配布のRiqという新聞がある。
その新聞の本日号に今まで全く知らなかったことが書かれていた。これは仮定法現在についての英文法である。
つぎの英文を見てください。
I demanded that he ( ) me back the money right away.
この( )の中に入る語の候補として
(A) pay
(B) pays
(C) paid
(D) had paid
である。
答えは(D)は論外であるとして(B)か(C)であろうと思うのが普通であろうが、実は答えは(A)であるという。
いやはやこんなことを80歳を越えた現在でも知らなかった。
仮定法現在の「提案、要求、希望」を表す文章ではdemand, desire, suggest, recommendなどの動詞を使うが、この動詞のあとのthat節の中では動詞は常に原形を使うという規則がある。
それでpaysではなくpayとなるという。イギリスでは「should+原形」となるそうなので助動詞があれば、動詞原形はわかるが、何もなしで動詞原形だとは驚いた。