物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

クラッシック音楽の愛好家は

2020-10-02 16:05:30 | 音楽
クラッシック音楽の愛好家はすでにご存じだったのだろうが、今年はベートベンの生誕250周年にあたるとのことだ。

そこでベートベンの生まれた町ボンでは1年をかけて生誕250年祭が行われているという。昨年の12月16日から今年の12月17日までらしい。

ボンには2回か3回だったか行ったが、ベートベンの生家を訪ねたかどうかよくは覚えていない。たぶん訪れたと思うが、あまり記憶に残っていない。

ザルツブルクのモーツアルトの生家を訪ねたことははっきり覚えているから、もしかしたら、たまたまベートベンの生家は開いていないときだったのかもしれない。

(2020.10.3付記)
Bonn-Badgodesbergには私がドイツ留学するときに、ドイツ滞在のための奨学金をもらった、Humboldt財団の本部事務所がある。この事務所にはいわゆるHumboldt-Reise(財団招待のドイツ国内旅行)の途中でBonnによったときに、一行がそこに招かれたことがある。

その庭には日本人のかつてのHumboldt奨学生たちが寄贈した日本式の燈篭があった。ドイツの首都がBerlinに遷都したときにもこのHumboldt財団の事務局はあえてこのBonn-Badgodesbergに残った。

10月の子規の俳句

2020-10-02 12:37:16 | アート・文化
 10月の子規の俳句

 馬の沓かふるや櫨の紅葉散る(うまのくつかうるや、はぜのもみじちる)

 changing a horseshoe ---
   the red wax leaves
   are falling  (子規 1895)

今回の俳句はなかなか字が読めなかった。

 馬蹄を変える、はぜの葉が散っている

という意味らしい。沓などという字は今までに一度か二度くらいしかお目にかかったことがない。櫨は読み方もわからなかった。ローマ字で読み方が入っていたのでようやくわかった。

写真は載せられないが、櫨の赤い葉が写っている。

昨日、論文を投稿した

2020-10-02 12:16:35 | 本と雑誌
昨日、論文を投稿した。16時過ぎに書き上げてそれをインターネットのメールで送付した。

また、16時半ころにはプリントした論文を郵送した。これでここ3週間ほど取り組んできた論文の仕事が終わった。

いつものことだが、そうしたら、今日は気が抜けて何もする元気がでない。

これはいつも「数学・物理通信」を発行した後に感じる虚脱感である。数日したら、また元に戻るが、今回もかなり気を詰める日が続いていた。

それだから論文ができがいいということもないのだが、こういうことは常に起こることである。



科学か詩情か

2020-10-02 11:28:53 | 本と雑誌
昨夜は中秋の名月であった。

孫の家でも孫が月に「自分たちが先にだんごを食べてしまってごめん」と謝っていた。そして、まだすこしだんごが残っていたことを思い出し、それを月に供えた。そして月に向かって「早く食べないと、虫さんに食べられちゃうよ」と独り言を言っている。

今朝起きたときには月さんが食べなかったとがっかりしている。しかし、お父さんが夜遅く一つ密かに食べたので、本当はだんごが減っているはずだ(注)。

お母さんはだんごを入れたお皿を孫に持たせて「軽くなっているでしょう」というが、なかなかわからないので、しまいにはだんごの数を数えさせた。

昨夜は5個だっただんごは、朝には4個になっている。「お月さんがありがとうと言っていたよ」と孫を納得させにかかる。

いや、こういうのは擬人的な想像であり、それと月はだんごを食べたりしないという厳然たる事実とどちらをとるのがいいのか。

少し大きくなると自然にそういうことがわかるではあろうが、なかなか難しい。
 

(注)お父さんは、子どもが朝起きたときにお月様がだんごを食べなかったといってがっかりせたくないのでひとつ食べたのだろう。