物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

「量の体系」は不完成だった

2020-10-07 12:32:56 | 数学
数学教育協議会(民間教育団体)の「量の体系は不完成だった」ということを書かれている方のブログに出会った。

そのメロメロさんのブログには自己紹介のところに、本の写真が1冊自己紹介代わりに出ているのだが、写真が鮮明でないのでわからない。

それで岩波書店のからある本を出されている方かなと思って書庫を探してみたら、その方だった。表紙の一部にオレンジの色がついているのでその本だった。

メロメロさんによれば、「量の体系は不完成だった」ということを書かれているのは今年の8月に亡くなった銀林浩(こう)さんだったことがわかった。

私はそういう話は知らなかったが、愛数協に30年以上所属していたから、「量の体系」は中学校の3年生くらいになると量の体系はあまりうまくはいかないのだと昔のメンバーから聞いていた。

特に、熱心なメンバーからそういうことをよく言われていたから、数学教育協議会の中では「量の体系」について議論するのがタブーではなかったと思う。

だが、小学校レベルでは量の体系の有用性は疑うべきではないというのが、この人、Yさんの主張であった。私もそうだと思う。

内包量の加法が、この量の体系の中であまり議論されていないので、少し詳しく議論してほしいとこの Y さんにお願いして、詳しく解説を書いてもらったこともある。

だが、まだ十分には理解できていないので、いつか自分でも考えてみたいと思っている。








ブログへのアクセスの時間

2020-10-07 12:17:47 | 本と雑誌
私のブログは小さな無名のブログであって、何万などというアクセスのあるブログではない。

それでも何人かの方がアクセスされている。このアクセスの時間が朝の6時から7時ころと12時前後にピークがある。

もちろん朝のピークはお昼のピークよりも小さいが、二つのピークがあることだけはまちがいがない。

最近は2800番代のランクとなることがときどきでるが、それでもほぼ毎日は3000番代から4000番代である。

私のサイトを訪ねて下さる方は、きれいな花の写真をブログに載せたり、雲の写真とか山の写真とか風景をそれも特段にきれいなものを載せている方が多い。

それに比べて私は薬にしたくてもきれいな風景の写真も花の写真もない。これはブログの始めからそうなのである。このあり方は多分変わらない。

それだから、ブログを読んで何か自分で考える材料になることを書きたいと願っている。しかし、それは私の願いであって実際には読んでもなんの足しにもならないことしか書けないことが多い。



学術会議の推薦された6名が任命されなかったこと

2020-10-07 11:54:23 | 本と雑誌
学問と政治とは別のことだと思っていたが、どうもそうもいかなくなってきた。

105名の学術会議から推薦された会員のうちで6名が政府によって任命されなかった。これは戦後75年の中でも政治介入の最たるものである。

ちょっとアナロジーが乱暴だが、政府から推薦された内閣の大臣のうちで数人が天皇が任命するからというので、任意に数名の大臣を任命しないと言ったら大ごとになるだろう。それもその推薦された大臣はどうして推薦を拒否されたか天皇は説明をしないという事態がもしできたらどうするのか。

このアナロジーはちょっと乱暴だが、それに類したことが起きたと認識しなければならない問題だと思

推薦することが重要視されないで任命権者だといういい逃れができるのならば、こういうことをアナロジーとして考えたほうがいい。

このアナロジーはかなり乱暴なものだが、それに次ぐ乱暴なことを菅内閣はしてしまった。