三角関数について本を書くときにはほとんどの本が始めの方に三角比のことを書いている。
そうでない本もごくまれにはあるようだが、たいていは三角比について書いてある。
三角比から始まらない三角関数のエッセイを書いてみたいと思いながら、それが達成できないでいる。
もっとも三角比から始まらない三角関数のエッセイといってもどこかで三角比に触れないわけにはいかないだろう。それをどこにするのか、付録にでも書くのかどうか。あまりいいアイディアが私にはない。
少なくとも三角関数についての本を数冊集めてみたが、どれも三角比に触れないでいる本は見ない。どうすればいいのだろうか。