「数学・物理通信」8巻10号のことである。
熱心な投稿者がおられて、すでに二つの論文の原稿を投稿されている。それ以外の原稿をどうするかである。まだだから編集には取り掛かってはいない。私が準備している「分岐点の定義」はもうすこし書きたいことがある。それがすまないとこの原稿を掲載することはできない。
だが、それではまだ30ページには届かないかもしれない。別に30ページにならなければ、ならないことはないのだが、自分に課した不文律としてほぼ30ページに近いことが必要である。
それで、私の他の雑誌に載せたエッセイを改訂して載せることも考えている。だが、その前に「分岐点の定義」のエッセイを仕上げること、それに最近読み始めた複素関数の本で知ったCauchy-Riemannの関係式の極座標表示での表現の導出についての短いリマークを書くことも考えている。