農家に所得補償を実施=独自案を参院提出-民主 (時事通信) - goo ニュース
(写真は法案を参院事務総長に提出する直嶋正行政調会長ら民主党参院議員)
さあ、いよいよ平成の大阪夏の陣・冬の陣(第45回衆議院議員総選挙)に向かって民主党が切り札をきりました。
「政局の院」とも言うべき衆院が給油新法でてんやわんやの時に、久々に「良識の府」の感を取り戻しつつある参院民主党が次期総選挙の決め手を具体化(法案化)して提出しました。
サイは投げられました。もはや自民党は逃げも隠れもできません。
農業者戸別所得補償法案は、農家を保護するだけではありません。
消費者の生活を守り、食の安全を守り、環境を守り、グローバリゼーションの荒波から日本産業をある程度守り、第三国の軍事的脅威から日本を守ることにつながります。
まさに究極の安全保障、生活保障なんです。
第21回参院選の富山市の水田を眺めながら、突如、農業・農政に興味をもった、にわか農政ジャーナリストの下町の太陽。ここ2ヶ月半、調べれば調べるほど、この制度に大きな波及力があることに気付きました。
この問題は引き続き、ウォッチしていく予定ですので、私の考えは折りにふれて書いていきます。
きょう(2007年10月18日)の衆院農林水産委員会で若林農相が「攻めの農政」と語りましたが、自民党から具体的な案は出てきません。
民主党議員はしっかりていねいにこの法案審議に取り組み、有権者への浸透を図っていくべきです。
【追記2007-11-10】
同法案は9日、参院を通過し、衆院に送付されました。「国会傍聴by下町の太陽」はこの法案を追いかけています。関連エントリーをご紹介します。
民主党、「農業者戸別所得補償法案」(仮称)を参院に提出へ(9/22)
若林農相、“無血開城”申し込みか?(10/11)
【国会傍聴記】ちょっと奇妙な風景 ねじれ国会の参院で予算委スタート(10/15)
【国会傍聴記】農業者戸別所得補償法案が参院農水委で審議入り(10/30)
「新米が安くて助かる?」むしろ都市住民のための日本農業新聞
(10/31)
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【追記おわり】