ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

【2/3】改正特措法・感染症法は静かに成立河井案里さん議員辞職、あすの「東北新社総務省接待文春砲」予算審議入り前に直撃

2021年02月03日 18時20分20秒 | 第204通常国会令和3年2021年
[写真]山王坂、左が衆議院第二議員会館、きょねん5月、宮崎信行撮影。

 コロナ不況について個人的に聞いた噂で中堅企業から給与自動計算を請け負っていた社会保険労務士事務所が、仕事が減ったのか生活保護の代行申請を始めたのに夜逃げしたようです。せめて書きかけの役所の書類だけは返してあげてください。

 さて、改正特措法・感染症法はあまり世論の反応は静かに午後7時前に可決し、成立しました。河井案里さんが辞職し、今週だけで与党議員2人が辞職。あす午前8時55分の予算案審議入りは与野党とも合意していますが、菅首相長男の東北新社グループ子会社の郵政官僚接待の文春砲が午後5時頃に炸裂。

【参議院本会議 きょう令和3年2021年2月3日(水)】

 まず、河井案里さんの議員辞職願を参事が代読。騒然とするなか全会一致で許可され、辞職しました。

 「新型コロナ特措法、感染症法、検疫法などを改正する法律」(204閣法4号衆修正)を緊急上程。討論。採決。起立多数の過半数で可決し、成立しました。公布から10日後に施行。

 国会同意人事(日本銀行審議委員、NHK経営委員など)の本会議が月内に開かれると思います。

【参議院内閣委員会 同日】

「新型コロナ特措法、感染症法、検疫法などを改正する法律案」(204閣法4号衆修正)が採決され、国民民主党と共産党の反対、自民党・公明党・立憲・維新の賛成多数で可決すべきだと決まりました。自民・立憲2党修正合意が成立することになります。

 審議は罰則よりも、休業支援金などに焦点があたりました。

【参議院内閣委員会・厚生労働委員会連合審査会 同日】

 参議院分館の一番広い部屋で、「204閣法4号衆修正」について、田村憲久厚生労働大臣に対する質疑がありました。

 また、夕刻に、TBSのスクープで「ココアがアンドロイド端末で機能していなかった」との大きな報道が入ってきており、あす以降の審議で問われそうです。

【衆議院 同日】

 きょうの審議はありませんでした。

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Ⓒ2021年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。

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