民進党の岡田克也代表は平成28年2016年5月16日(月)の衆議院予算委員会総括質疑(補正予算案の基本的質疑)のなかで、
自民党による報道機関への圧力の一つとして、
岸田文雄外務大臣が首相官邸内で記者会見をしていることを批判しました。
外務省ウェブサイトの大臣記者会見記録を見ていただくと分かりますが、岸田文雄外務大臣は、外務省ではなく、首相官邸内で記者会見を開いています。
岡田さんは「官邸で記者会見をすると、フリーランスは入りにくい。本省でしてくれると入りやすい」と語り、官邸での会見が記者クラブ員以外を排除するねらいがあるのではないか、との一部フリーランス記者の見立てを採用して、岸田外相らの姿勢を批判しました。時間の関係で、答弁はありませんでした。
平成24年2012年12月の自民党への政権交代以降、フリーランスが政府機関や、自民党本部の記者会見に参加しづらくなっています。
私は永田町訳知りので、よく相談を受けますが、2012年12月から、「自民党なんてそんなもの」という考えで、一度も政府機関や自民党の記者会見に申し込んだことがないので、逆に情報がなくて、このブログに書けない状態が続いていましたが、自民党政権下では言論統制が続いているような雰囲気が、首相官邸・自民党本部・霞が関を覆っているような気が、国会議事堂と民進党本部にしかいない私にも伝わりつつあります。
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