衆議院予算委員会(竹下亘委員長)は平成28年2016年5月16日(月)、
2020年東京オリンピック・パラリンピックを司る、
日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長を参考人として呼ぶことを全会一致で決定しました。
竹田参考人は、午前9時半以降の、民進党のいずれかの議員の質疑で登場するとみられます。
フランスの検察が、JOCから競技団体の国際組織の前の会長側に、2億円超の不明朗なお金が振り込まれていた件について、捜査していると報じられています。
民進党は先週金曜日に、調査チームを立ち上げていました。
[追記 同日正午過ぎ]
午前11時半過ぎに、民進党の玉木雄一郎さんの質疑に対して、竹田恒和さんが登場しました。立場は、前身組織である「招致委員会」のトップとして。
答弁によると、「ブラックタイディング社」が、国際陸連会長(当時)の息子の友人が経営している会社とは知らなかったとのこと。そして招致活動で、最終的な票読みなどで欠かせないロビー会社だったとしました。ただ、報告書などは受け取っていないとしました。
馳文科相は、フランス検察当局に協力するよう命令している、と答弁しました。
竹田参考人は、招致委員会の会計資料は「水野さん」が保管しているとしました。この「水野さん」は日本を代表するスポーツ用品メーカーの経営者のことだと思われます。
玉木さんは、26日27日の伊勢志摩サミットで、スポーツにおける腐敗のG7による禁止が議題となっていることから、それよりも前の集中審議と、水野さんらの参考人質疑などを求め、竹下委員長が引き取りました。
[追記おわり]
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