渡辺恒雄の後継者、宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

同一労働同一賃金実現のための労働契約法・パートタイム労働法・労働者派遣法を一括改正へ

2016年05月14日 07時55分35秒 | 第196回通常国会(2018年1月召集)働き方 カジノ

 政府は、同一労働同一賃金を実現するために、

 労働契約法

 パートタイム労働法

 労働者派遣法

 の3法を一括改正し、平成31年度2019年度の施行をめざす、一括改正法案を国会に提出する見通しとなりました。

 第3次安倍自民党公明党内閣が、平成28年2016年5月末に閣議決定する政策パッケージ、

 「ニッポン1億総活躍プラン」に盛り込むことになりました。

 労働契約法は、2008年に福田康夫内閣のもと、与野党協調でできた法律で、個別のルールを例示した法律。労働契約法の一部が移されました。これ以降は、「雇用(雇傭)」は「労働契約」という言葉を使うようになっています。

 パートタイム労働法は、パートさんだけでなく、契約社員、アルバイトも含んだ法律。

 労働者派遣法は、有料職業紹介、一般派遣、特定派遣の3段階で業者に登録して、他の職場で働く労働者に適用されるもので、総数は100万人前後です。

 一括改正法案は、有期労働者の労働条件を合理的でない理由で低くすることの禁止規定や、パートタイム労働者の差別的取り扱いの禁止規定を改正する見通し。ただ、職種を増やしたり、例示を明確化するなどの改正が見込まれ、労働法のシンプル化にはつながりそうもありません。

 2016年5月14日付で、朝日新聞が1面で報じた記事を参考にしました。

 このエントリー記事の本文は以上です。 


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