田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

栗城史多君にエールをおくる

2009-08-08 22:47:27 | 講演・講義・フォーラム等
 栗城史多(くりき のぶかず)という青年をご存知だろうか?
 彼は今とてつもないことに挑戦しようとしています。そんな彼の激励・壮行会に参加してきました。
 
 栗城史多は北海道今金町出身の27才。
 身長162㎝、体重60㎏、少し小柄な一見どこにでもいそうな若者です。
 その彼が今挑戦しようとしていることは…、
 世界7大陸の最高峰の単独・無酸素登頂を目ざし、すでに6大陸の最高峰を制覇し、残る世界最高峰のエベレスト登頂をこの9月に目ざしているのです。(興味のある方は彼のHPにアクセスしてみてください。こちら
  
 その彼の激励・壮行会が7日夜、ホテルライフォート(場所はこちら)であると聞き参加してきました。
        

 彼とは仕事上の関わりもあり、以前から興味を抱いていました。
 その興味とは…、
 少ない登山経験の中で専門家でさえ難しいとされる世界の高峰を単独で、しかも無酸素で次々と攻略するその体力と精神力に…。
 そしてもう一つは経験が浅いがゆえにどうしてもつきまとう危うさに…。

 激励・壮行会における各氏の挨拶も誰もがその点に触れ、これまでの偉業を称えながらも「けっして無理をするな」「生きて還ってこい」というものでした。
        

 それに対して彼は、これまでの偉業を誇るでもなく、支えられてきた多くの人たちに感謝しながら、今回の挑戦も気張ることなく「必ず生きて還ってきたい」「生きていればチャンスはいくらでもある」と淡々と語るのが印象的でした。
        
        ※ たくさんの激励に応え、飾らぬ言葉で淡々と決意を語る
         好漢栗城史多君です。

 彼は自称「ニート登山家」と称しているそうです。そんな彼が各大陸の最高峰を登頂するたびたくさんのニートの若者から「ありがとう!」とメールが入るそうです。彼の挑戦が多くの若者に夢と勇気を与えている証拠です。
 たとえ今回失敗してもいい、元気な姿で還ってきて全国の若者に夢と勇気を与え続けてほしいと心から願っています。

 実は彼の講演会が明日(9日)かでる2・7で開催されるのでそれも聴きに行こう予定しています。