田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ウォーク 98 東区・D-1コース 前編

2009-08-09 15:11:03 | 札幌ウォーク & Other Walk
※ 先週は多種多様な体験があったためにそちらを優先してレポートしました。そうした中、札幌ウォークの体験が陳腐化してきそうでしたので、しばらくサンドイッチ状にレポートすることにします。

  パープルロードは遊歩道としてはやや綻びも目立ちますが、魅力的な道であることには変わりありません。できるだけ早く再整備して誰からも愛される遊歩道であり続けてほしいと思います。
 
 コースの正式名※ 東区・伏古公園・パープルロード散策D-1コース(マップはこちら 約4.7Km)は、パープルロード散策コースと称したほうが良さそうに思うのですが・・・。

 D-1コースのスタート地点は地下鉄「環状通東」駅から、まずは環状通りを東へ進みます。環状通りは文字どおり札幌市内を環状に走る幹線で道幅も広くたくさんの車が走っています。
        
        ※ 3車線の広々とした道路が札幌市内を環状に走ります。

 スタートして間もなく環状通り沿いに「本龍寺」という寺院が見えてきます。その敷地内に札幌の開祖である大友亀太郎が村の鎮守として建立した「妙見堂」があります。そこでちょうど年に一度の妙見尊大祭が行われていました。その祭りは札幌でも最も古い歴史をもった祭りと云われているそうです。狭い境内には露店が建ち並び、子どもや家族連れで賑わっていました。
        
        ※ 祭りはこれから人出も増えて盛り上がるといった雰囲気です。

 妙見堂を後にし、しばらく環状通りを進むと左手がパープルロード(伏古拓北通り)の起点です。
 通りの真ん中部分を公園化し遊歩道が設けられています。
 パープルロードそのものは起点のところからモエレ沼公園までの約6Kmを指すようですが、D-1コースはそのうちメインとなっている約1.3Kmを歩きます。
 コースはゆるやかに左右に振られ、上下にうねり、そこにトンネルのように藤棚が連なります。藤の花の季節はもちろん過ぎていましたが、たくさんの木々に囲まれる中を歩いていると本当に心が癒されます。
        
        ※ パープルロード内の木々が適度な木陰を作っています。

        
        ※ ロード内のいたるところにこうした藤棚が見えます。        

 パープルロードは札幌市内に数多くある遊歩道の中でもかなり上位にランクされる素晴らしい遊歩道ではないかと私は思います。
 ただロードが完成してから日が経つのでしょうか、一部の舗装に綻びが目立つのが残念です。一部藤の株が欠けているところと共にできるかぎり早く修繕を行い、たくさんの市民を楽しませてほしいなぁ、と思います。
        
        ※ 遊歩道が適度に曲がっているのがお分かりになると思います。

 パープルロードが大きく左へうねる辺りに、ロードに添うようにして「一の村公園」が見えてきます。近隣公園に属するこの公園には少年野球グランドがあり、公園の外縁には小高い山があり冬期間には子どもたちのスキー場になるとのことです。
        
        ※ 「一の村公園」の野球場とは反対側を撮ったところです。

 コースはパープルロードを離れ、札幌開成高校の周囲の住宅地を巡ります。(後編に続きます)
《ウォーク実施日 ‘09/08/01》