田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

北都プロレス 初観戦

2009-08-07 20:44:57 | スポーツ & スポーツ観戦
 なっなんと!プロレスを観戦しちゃいました!
 初めての体験でしたが、なかなか楽しく癒されたひとときでした・・・。 

 物見高いということは、時には役得(?)もあるんですねぇ。
 某日、ブログを通じていろいろと話をするようになったO嬢から「父が会社からいただいたものだけど、行けなくなったのでチケットをもらってくれませんか」と北都プロレスの観戦券を二枚渡され、「観戦の様子をぜひブログに書いてください」と頼まれたのです。
        
        ※ 試合開始前、会場にセッティグされたリングと客席です。

 ということで8月5日夜、行ってきました!札幌プリンスホテル「パミール館」(場所はこちら)3階の特設会場。この日は苫小牧から来ていたK氏と一献傾ける約束をしていたので、K氏と二人で出かけました。
 会場はホテルの宴会場で一方にはテーブル席が、そしてもう一方にはリングが設けられているといったセッティングです。「テーブル席でビールを飲みながらプロレスを楽しみましょう」という趣旨のようでした。
 私たちは趣旨をしっかり尊重し、ビールを飲み、焼きそばや唐揚げに舌鼓を打ちながらのプロレス観戦となったのでした。
        
        ※ 仮面レスラー ホッカイ・ブシドー 対 ジャングル・バードの
         対戦です。

 試合は若手の真剣(風)勝負あり、ヒールや仮面レスラーの登場あり、女子選手同士のカードあり、最後には全選手によるバトルロイヤルありと盛り沢山の内容でした。
 初めは少々引いて観戦していた私でしたが、途中から観客とベテラン選手がやりとりしながら会場が盛り上がっていくのを見ているうちに引き込まれていきました。
        
        ※ ヤンヤの声援を送る観客席が会場を盛り上げます。

 女子選手が顔面をマットに打ち付けられるのを見た隣の高齢の婦人が「ああ痛そう!かわいそう!」と真剣に心配しています。
 髑髏(しゃれこうべ)のようなマスクをつけたレスラーが子どもたちを追いかけると子どもは懸命に逃げ回ります。
 ベテランレスラーが相手を捕まえると、客席から「ブレーンバスター!」とリクエストがかかったですが、レスラーは「まだ早い!」と応えたり・・・。
 一つ一つの仕草が、言動が笑いを誘います。しかし、技の一つ一つはしっかりとした鍛練に裏付けされていて、素人目には危なく思われるシーンもあるほどの迫力です。
        
        ※ 最後はレスラー全員が会場とともに雄叫びを上げのでした。

 そうした雰囲気が会場内に温かな一体感を生みだしたようでした。
 これが「北都プロレス」の存在価値なのかもしれません。
 北海道の隅々まで出向いて、どんな小さな会場にでもプロレスを届けているといいます。
 福祉施設にも積極的に出向いているといいます。
 北海道に根付いた小さなプロレス団体は、北海道の人々に元気と癒しを届けてくれる貴重な団体のように思われました。