テレビ報道で認知症患者の様子が映し出されると私も他人事でないような気がする年代になってきました。このほど北海道新聞社主催で「専門医が語る認知症の最前線」という公開講座があり受講しました。(12月1日 道新ホール)
※ 講演する下濱札幌医大教授です。
現在の日本における年代別で全体の中での認知症患者の割合は、
◇85才以上で全体の 約34%
◇80~84才で 約18%
◇75~79才で 約 9%
◇70~74才で 約 5%
◇65~69才で 約 2%
ということです。
高齢化の進展によってこの割合がますます増えていくと講師の下濱札幌医大教授は述べます。
さらに認知症はその症状や原因により次のように分類され、発症率にも違いがあるとのことです。
◇アルツハイマー型認知症 50~60%
◇血管性認知症 20~30%
◇レピー小体型認知症 10%
◇その他の認知症
近年増加しているのが、加齢とともにゆっくり進行するアルツハイマー型認知症だということです。
問題は発達が著しい現代医学においてもその原因や対処法が確立されていないことです。
アルツハイマー型認知症の治療薬がこれまで1種類しかなかったものが、最近になって4種類の薬剤が有効と判断され、一筋の光明が見えてきたということです。

※ 参加者からの質問に答えるQ&Aコーナーでの野宮アナと下濱氏です。
認知症の予防法について確立したものはないが、下濱氏が言うには、
◇知的活動を続けること。
◇人・地域・社会との繋がりを保つこと。
◇生活習慣病に罹らないよう努めること。
などが認知症から遠ざかる方法の一つであると指摘されました。
テレビのドキュメンタリーなどを見ると、認知症に罹った本人より、介護する周りの人たちの労苦は大変のようです。
下濱氏が指摘した三点に留意して周りに迷惑をかけぬようにしなければ、と心に誓った公開講座でした。
認知症と認知されないために・・・。

※ 講演する下濱札幌医大教授です。
現在の日本における年代別で全体の中での認知症患者の割合は、
◇85才以上で全体の 約34%
◇80~84才で 約18%
◇75~79才で 約 9%
◇70~74才で 約 5%
◇65~69才で 約 2%
ということです。
高齢化の進展によってこの割合がますます増えていくと講師の下濱札幌医大教授は述べます。
さらに認知症はその症状や原因により次のように分類され、発症率にも違いがあるとのことです。
◇アルツハイマー型認知症 50~60%
◇血管性認知症 20~30%
◇レピー小体型認知症 10%
◇その他の認知症
近年増加しているのが、加齢とともにゆっくり進行するアルツハイマー型認知症だということです。
問題は発達が著しい現代医学においてもその原因や対処法が確立されていないことです。
アルツハイマー型認知症の治療薬がこれまで1種類しかなかったものが、最近になって4種類の薬剤が有効と判断され、一筋の光明が見えてきたということです。

※ 参加者からの質問に答えるQ&Aコーナーでの野宮アナと下濱氏です。
認知症の予防法について確立したものはないが、下濱氏が言うには、
◇知的活動を続けること。
◇人・地域・社会との繋がりを保つこと。
◇生活習慣病に罹らないよう努めること。
などが認知症から遠ざかる方法の一つであると指摘されました。
テレビのドキュメンタリーなどを見ると、認知症に罹った本人より、介護する周りの人たちの労苦は大変のようです。
下濱氏が指摘した三点に留意して周りに迷惑をかけぬようにしなければ、と心に誓った公開講座でした。
認知症と認知されないために・・・。