お前が二十歳になったら♪…、ご存じ、今は亡きシンガーソングライターの川島英伍が歌った「野風増」という歌です。本夕息子と三か月ぶりに一献交わしました。彼と二人きり酒を介して語り合う場が貴重です。
先日のAMOEBAの席で「近く息子と飲む」ことを話した時、ある後輩から「野風増の世界ですね」とある種の羨望を込めて言われました。(彼の子どもは女の子ばかりです)
私が札幌に居を移してから定期的とはいかないけれど、折々に男二人だけで会って酒を介しながらあれこれを語り合っています。
今夕、今年四度目になる二人だけの飲み会を某居酒屋で行いました。
何を語るでもない、近況のあれこれを脈絡なく語り合います。
彼の職場のことを、私の日常のことを…。
男だけで語り合う至福のひと時です。
私の息子は川島英悟が歌う二十歳の息子という年代からははるかに離れ、現在三十四歳です。
だから「生意気ぐらいが丁度いい」とか「大きな夢を持て」などとは言わないけれど、家庭を大切にし、子どもを慈しみ、仕事に励めと声援する機会となっています。
今夜も互いの今年を振り返り、来る年の互いの健闘を誓い合ったのでした。
息子に「野風増」の歌の存在を教えながら…。
お前が 二十歳(はたち)になったら
酒場で二人で 飲みたいものだ
ぶっかき氷に 焼酎(しょうちゅう)入れて
つまみはスルメか エイのひれ
お前が 二十歳になったら
想い出話で 飲みたいものだ
したたか飲んで ダミ声上げて
お前の二十歳を 祝うのさ
いいか 男は生意気ぐらいが丁度(ちょうど)いい
いいか 男は大きな夢を持て
野風増(のふうぞ) 野風増 男は夢を持て