田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

AMOEBA Ⅲ

2011-12-08 22:34:17 | その他
 2011AMOEBA・OB会 in 定山渓は12月3~4日の日程で行われました。私からの“檄”を受けて、それぞれ渾身のレポートを持ち寄り批判・検討を重ねました。 

 12月3日、正午札幌都心に集まった私たちは車で定山渓に向かいました。
 札幌が久しぶりの面々もいるため、札幌ラーメンの老舗の一つ「純連」で舌鼓を打ち、続いて「石山緑地」の札幌軟石を掘り出した後の公園を見、定山渓のカフェ「崖の上」でコーヒータイムを楽しんでから、宿泊先のホテル万世閣に入りました。

 このシリーズの二回目でも述べたように私たちの会合は今回で13回目でした。毎回それぞれの実践を持ち寄ってレポート検討をしていたのですが、回を重ねるにつれ私も含めてそれぞれのレポートに緊張感が欠けてきたことを感じていました。私は昨年のブログでそのことについて言及しています。(そのブログはこちらです 
 そこで今年の会合の一か月前頃、私はメンバー各位に私の思いを”檄文”として書き送ったのでした。

 そうしたことが効を奏したのでしょうか、いつもよりは緊張感を感じさせるレポートが多かったように思いました。
 私たちのメンバー構成は実は年齢幅が大きく、現職を終えて5年を経過する私、来年3月に定年を迎えるT氏、校長職2年目のS氏、今年校長職となったN氏とY氏という構成です。年齢的には実に一回り以上の差がある構成なのです。

 特に今年校長職となった二人のレポートは学校のリーダーとして、学校をより良く改善・改革しようとする意欲に満ちたレポートでした。
 自らを戒めながら学校教育の現場の旧弊を打破しようと敢然と立ち向かおうと夢を描き、真摯に実践を続けているN氏。
 広い視野から学校教育をとらえ、学校教育の現場に新たな流れをつくろうと夢を描き、着々と手を打っているY氏。
 校長職経験者の二人のレポートがやや現実的だったのとは対照的に意欲的に前に進もうとする二人のレポートを聴いていて頼もしさを感じた私でした。

 さて私ですが、学校教育の現場を離れてすでに5年。教育のことについて語る実践もなければ、資格もありません。そこで私がいつも意識していることは、私はいつでもこのメンバーの中では“フロントランナー”であったし、これからもグループが続くかぎり“フロントランナー”を宿命づけられています。
 そんな私は彼らに恥ずかしい生きざまを提示することはできない。「退職後にはこんな生き方もあるよ」という姿を提示しなくてはいけないといつも意識しています。
 ここ5年、毎年そうであったように今回もまた今年一年の私の体験を整理し、その中で感じたこと、考えたことを述べ、これからの私の“夢”を語りました。
 私の“夢”は何なのか、ですって?
 う~ん。それはちょっとかんべんしてください。
 “夢”の一つは、メンバー全員が退職するまでは会を続け、私も参加し続けられるよう健康に留意すること。このことだけは公表しておきましょう…。

 正式レポート検討を2時間にわたり行った後、懇親会に移り、そこでも教育のこと、人生のこと、などなどを語りながら長い夜が更けていったのでした…。