田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ほくでんファミリーコンサート

2011-12-04 21:35:04 | ステージ & エンターテイメント
 先週はコンサートづいていました。火曜(11/29)のPMFチェンバーコンサートに続いて、12月1日(水)にキタラでほくでんファミリーコンサートが行われ、ひさしぶりに札幌交響楽団(札響)の心地良い音色に酔いました。


            
            
 無料招待コンサートが数ある中でも「ほくでんファミリーコンサート」は人気があって応募してもなかなか招待券が舞い込みません。過去5年間、札幌で開催される時には欠かさず応募しているのですが、私はまだ一度も当選したことがありません。
 今回も私が当選したわけではなく、私の友人H氏が、H氏の友人から招待券を2枚譲っていただいたことで、私は友人H氏に誘われてコンサートを聴くことができたという、ちょっと複雑な経緯を辿って聴くことができたコンサートでした。

 今回の札響は指揮者にヴァイオリニストで指揮者の服部譲二氏を迎えてのコンサートでした。プログラムは、
 ◇ニコライ 歌劇「ウィンザーの陽気な女房達」序曲
 ◇モーツァルト ヴァイオリン協奏曲  第4番二長調K.218
 ◇チャイコフスキー 交響曲第4番 ヘ短調op.36
の3曲でした。

 指揮者の服部氏はヴァイオリニストとして音楽家生活をスタートし、その後指揮者に転進されたという経歴の方で、二曲目のヴァイオリン協奏曲では指揮をしながらヴァイオリン独奏をするという珍しいコンサートでした。
 服部氏はプログラムの写真で紹介されたソフトな紳士とは違い、長髪に髭面というワイルドな感じでステージに登場しましたが、ヴァイオリンの演奏は繊細で高い技術を披露してくれました。

 また、札響の演奏は二日前に聴いたチェンバーオーケスラより洗練され、落ち着きと安定感を感じさせる演奏だったと私には思われました。
 ただ、三曲目のチャイコフスキーの交響曲第4番は管楽器がメインの曲と思われましたが、その管楽器が弦楽器とのバランスではどうなのだろうか?と一瞬思ったのですが、それは素人の耳のせいだったのでしょうか?
 そのことは別にしても、やはりフルオーケストラの音はいいですね~。H氏に感謝です。

 今月は17日(土)に再び「札響の第九」を聴くことにしています。
 楽しみです。