田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌麺紀行 90 円山 嬉

2011-12-11 23:42:10 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 刺激の少ない優しく味わい深いスープが喉を心地良く通ります。天然無化調麺や(化学調味料を使用しない)を謳い新たに開店した「円山 嬉(うれし)」を訪れてみました。

          
 
 先日、UHB・TVの「U型テレビ」で円山地区のラーメン店の特集をやっていました。
 その中で最近(11月11日)開店したばかりという「円山 嬉」が紹介され、天然無化調を謳っていると聞いて「一度行ってみよう」と思っていました。

 店は札幌フードセンターの裏手にコンクリート打ち抜きのようなシックな外観で建っています。入口に暖簾はなく、代わりに大きな提灯に店名が書かれたものが下がっていました。
 店内は狭くわずか7席のカウンターのみです。

          
          ※ 店内には店名の「嬉」の文字を大書した額が飾ってありました。

 当日は妻と二人で訪れたのですが、私はこの店の一押しの「醤油ラーメン」(700円)、妻は「塩ラーメン」(700円)をオーダーしました。
 店内が狭く、厨房もカウンター越しですからオーナーが調理するところが丸見えです。
 見ていると実に丁寧な調理をしていることが分かります。スープは二人分それぞれ違う鍋で作ります。麺の茹でるときにも蓋のようなものをしているようでした。また、ラーメンに添えるチャーシューも出す直前にバーナーで炙ってから提供していました。

 さて出てきた醤油ラーメンですが、まずとても彩りが良いのが印象的です。トッピングはチャーシュー、メンマ、細切りのキクラゲ、白ネギ、糸唐辛子に海苔が考えられて配置されています。
 まず、スープを一口含みました。「う~ん、確かに他のラーメン店とは違うぞ!」という感じです。ガツンとくるものはありません。優しく喉を通り過ぎます。動物系と魚介系をミックスしているとのことですが、やや魚介系が勝っている味かな、と思いましたが…。
 麺は中細の縮れ麺でしたがスープとの相性は悪くないと思います。

          

 けっしてあっさり系ということではありませんが、食べ終えた後はスッキリした後味という「円山 嬉」のラーメンでした。
 なお、これはテレビ情報ですが、「円山 嬉」とはそのままオーナーの名前だということです。

【円山 嬉 データー】
札幌市中央区大通西23丁目1-16
電話    011-215-4478
営業時間  11:00~翌2:00(但しスープが無くなり次第終了)
定休日   不定
駐車場   有(店舗近接コインパーキング30分無料)
座席    7席 (カウンター7席)
入店日   ‘11/12/18