田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌Cafe紀行 №93 おちゃめし オノベカ

2011-12-10 21:17:05 | 札幌Cafe紀行
 いわゆる“茶”をメインにしたカフェが札幌にも増えつつありますが、ここ「オノベカ」は“茶”と“食”を意識したカフェでした。またちょっとユニークな店名には意外な秘密が隠されていました。 

          
 
 キタラでの夜のコンサート前に近くのカフェで友人と二人で食事を摂ることにしました。
 キタラから歩いて5~6分、電車通りに近いところに「オノベカ」はありました。
 店内は大きく二つに区切られていて、私たちは廊下をまたいだ奥の部屋に案内されました。奥の部屋は時間が夕方早い時間帯とあって私たち二人だけでした。

          

 吹き抜けになって二階にも座席があり、独特の造りになっています。あるいはと思い、スタッフに尋ねてみると、もともとは民宿を営んでいた建物だということが分かりました。
 元からあった家屋に構造を生かしながら上手にリノベーションしているカフェという感じでした。

          

 さて私は食事を摂りに入ったので「豚バラ肉の生姜焼」(750円)を頼みました。併せて定食に200円を追加することによって「おちゃ・めしセット」になるということから「煎茶」を選んでオーダーしました。(友人は「鰊の煮付け 紫蘇梅風味」680円を頼みました)

                
 タマネギと共にやや濃いめに甘辛く絡めた豚バラ肉がご飯にマッチし美味しくいただきました。小鉢の2品も品の良い味を出していました。
 食後にお茶請け付で煎茶を楽しみました。お茶にこだわっているだけあって適度の湯温の煎茶はなかなか上品でした。

          

 客が少なかったこともあったのですが、店のスタッフはお冷もお茶も二度にわたって淹れてくれるなどとても親切にフレンドリーな対応をしてくれました。
 いろいろお話をするうち、店のオーナーが学校と連携してアート活動をしていることを紹介してくれました。その中で、私が以前から注目している冒険家で写真家の石川直樹さんが一緒に活動していることを知り驚いたりびっくりしたりでした。

 親切な対応に気を良くして、ちょっとユニークな店名についいて聞いてみました。すると、「オノベカ」とは店の所在地である「曙(あけぼの)」をローマ字表記「AKEBONO」して、それを逆から並べると「ONOBEKA」になるところから付けた店名だと教えていただき納得でした。

          

 私たちに対応してくれたのは店長をはじめ二人のスタッフでしたが、どちらの方も親切に対応してくれて好感度が一気にアップしたカフェでした。

【おちゃめし オノベカ データー】
札幌市中央区南11条西7丁目 3-18
電  話 011-569-7729
営業時間 11:30~21:00
定休日  水曜日
座 席  50席
駐車場  有(5台)
入店日  ‘11/12/1