田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

道民カレッジ ほっかいどう学コース

2014-04-26 22:41:50 | 講演・講義・フォーラム等

 昨年くらいから道民カレッジの単位取得を少しずつ意識しはじめた。その結果、学士(100単位)、修士(200単位)取得の壁を突破し、現在は博士(300単位)の称号取得を目ざしている。これがなかなか苦戦している。

           

 道民カレッジの趣旨は、時間的に暇なリタイア組に積極的に外に出てもらおう、学びの動機付けにしてもらおう、というようなねらいで始まったものだと思われる。
 各種講演会や講座を受講し始めた当初はあまり意識していなかったのだが、受講する講座に「道民カレッジ連携講座」という表示を目にしてから、その仕組みを知り私も参加してみることにした。

 単位の取得は簡単である。道民カレッジが主催、または連携した講演会・講座などの受講時間1時間を1単位に換算して単位を付与するのである。講座の理解度などはまったく問われない。
 したがって、学士100単位ということは、道民カレッジが主催、または連携した講座を100時間受講したということである。

 ただし、学士や修士といった称号を取得するには決まりごとがある。それがコース選択制ということだ。
 道民カレッジのコースには、「ほっかいどう学」・「能力開発」・「環境生活」・「健康スポーツ」・「教養」と五つのコースがある。
 このコースのどれかを選択し、称号を取得するためにはそのコースの講座を全体の60パーセント受講していなければならないことになっている。その他にも若干のしばりがあるのだが、それはここでは省略する。

 そこで私が選択したのが「ほっかいどう学」コースだった。その選択理由は、以前から北海道のこと、札幌のことをさらに学びたいという思いがあったこと。さらには「修士」取得申請の際に「ほっかいどう学」の単位を多く取得していたことから、迷いなく「ほっかいどう学」コースを選択した。

 ところが!!
 学士、修士の取得は順調に進んだ。昨年8月に「学士」取得、昨年12月には「修士」取得と…。その後も意識的に連携講座の受講を続けているのだが、「ほっかいどう学」の単位の上積みに苦戦しているのだ。現時点で私の受講累計は300単位を超えたのだが「博士」取得の申請は決まりによって出来ない状態である。
 それは「博士」申請のためには「ほっかいどう学」の単位を60単位上積みしなければならないのだが、現在17単位しか上積みが出来ていないのだ。「教養」の単位はすでに60単位以上の上積みが出来ているのに…。
 その原因な一つに「ほっかいどう学」の講座が札幌市内では意外に開講されていないことが分かったのである。(地方の方が充実しているように見える)

 そこで私は熱のあるうちに(私は熱しやすく、冷めやすいところがある)「博士」の称号を取得してしまいたいと考え、石狩市まで足を延ばすことにした。「石狩市民カレッジ」が道民カレッジ連携してかなりの割合で「ほっかいどう学」の講座を開設しているのだ。しかも、興味のある講座が多い。例えば「知られざる隣国、ロシアとのかかわり」、「記者が語る原子力取材の現場」、「村山耀一さんと歩く石狩歴史散歩」、「最先端技術の石狩湾新港企業を探る」などなど…。
 時間とガソリン代はかかるが石狩市まで通うことに決めた。
 そしてなんとか今年中に「博士」取得をしたいと考えている。

               
               ※ 道民カレッジのマスコットキャラクターのようです。

 世に言う「団塊世代」がリタイア組の一員となってきてから道民カレッジも一段と盛況のように見える。ただし、道民カレッジを運営している側としてはリタイア組ばかりでなく、小中生、高校生などの若い世代などへの参加も呼び掛けているようだ。
 リタイア組のように時間の自由はなくとも、土日を中心として(夜間開講の講座も多い)現役世代にも門戸は開かれているので一緒に学ぶことができたらなぁ、などと考えている。 
 ご一緒しませんか!?