めだかの学校の給食会?? どこかの学校へ出向いて学校給食を体験することだろうか?と思いきや、そんなことではなかった。それは大人の給食会だった…。
1月から「めだかの学校」という団体が主催する「映像で綴る昭和の記録」という講座に参加している。講座は月に1度の割合で開催されているのだが、4月は14日(月)に行われた。
この日は、昭和33~34年の出来事をまとめた「安保闘争と高度成長」と、昭和35~36年版の「消費革命の時代」を観た。
この時代は私の小学生の頃である。私は北海道の片田舎で小学生時代を過ごしたが、ニュースが伝える日本の移り変わりをおぼろげながら記憶している時代である。
映像によって日本が戦後の貧しさから抜け出し、豊かさを実感し始めた時代をよく感ずることができた。
受講し始めてまだまだ日が浅い私だったが、会を主宰している中のお一人から「給食会」への誘いを受けた。
「給食会」と聞いて、私はどこかの学校給食を体験するのかなぁ?と思ったのだが、よく聞いてみると、いわゆる大人の給食会=飲み会だった。「これは講座を主宰する方々と親しくなれるチャンス!」と思い、「是非に!」とお願いし、参加した。
皆が皆、年金族だから当然料金の安い居酒屋に繰り込んでの給食会だった。
そこで私は初めて「めだかの学校」の成り立ちを聞くことができた。
「めだかの学校」の母体は、道民カレッジの受講生とのことだった。(そんな雰囲気は薄々感じていたのだが)
何かの折りに「ただ講座を受講するためではなく、自分たちで何かを始めようよ!」という声が上がり、ビデオ視聴をしながら学び合う「めだかの学校」が誕生したという。
同じような思いは、私も以前からずーっと抱いていた思いだった。
そういう意味で波長が合った「めだかの学校」には、これからもできるだけ長くお付き合いさせていただきたいと思った。
もちろん、これまで続けている道民カレッジをはじめとする、各種講座も積極的に受講しながら…。