田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

元旦ご来光登山に備えて

2015-12-26 21:15:44 | 北海道低山紀行 & Other
 元旦登山に備えて22日に続いて藻岩山に登ってきた。私の場合、元旦登山に備えて、というよりは「冬の石狩川を遡る」に備えてという意識が強い。体力(スタミナ)のないことを自覚している私はもっともっと鍛えねば…。 

            
            ※ 藻岩山山頂からの札幌の街並みの眺めです。今日の天気は曇り。街並みがよく見えません。

 今朝、ベッドから起き上がるとき、まだ筋肉痛が残っていた。
 22日の登山の時、自分史上最短(55分)で登ることができたとブログに記したが、実はそれより下山の方がより無理をしたのだった。というのも、私にとっては初めての経験だったのだが、下山路の全てをランニングで下った。この日、私はおよそ20分で駆け下りたのだった。

            
            ※ 登山口の駐車場はいつもより車が少なめでした。前日の吹雪の影響?

 下山を始めたとき、何の気なしに腕を抱えたところ、脚のほうが小走り状態になった。夏と違い、雪に覆われたコースは滑らかで、斜度がある下山路でも軽アイゼンが小気味よく雪を掴まえてくれる。
 初めての経験だったが、年甲斐もなくなんだかトレイルランのランナーになった気分になり、登山口までランニングを続けてしまった。それが悪かった。私の筋力(脚力)が長い下りに耐えられるほど強靭なものではなかったのだ。
 翌朝、私はベッドから起き上がれないほどの筋肉痛に見舞われていた。歩くのも苦痛なくらいだった。

            
            ※ 前日の吹雪のためか、登山道はいつもより細い道でした。
            
 筋肉痛は翌日も、翌々日も続いた。今朝もまだ痛みは残っていたのだが、痛みが消えるのを待っていられない。逆療法で、登ることによって早く痛みが消えるのではないかと考え、今日再び登ったということだ。

            
            ※ こうした光景は降雪のあった翌日などに見られる光景ですね。

 今日は、前回のような登りは止めた。ゆっくり時間をかけて登るように努めた。
 登山道は前日の吹雪で木々に着雪した雪が美しい。ゆっくり登る分には痛みはあまり感じなかった。ただ、肝心の大腿部に力が入らないせいか、ところどころで体が不安定になることがあった。
 結局、前回の時より30分近く時間をかけて山頂に着いた。

            
            ※ 登山道脇のお地蔵さんたちも雪を被っていました。しかし、下山時には雪がきれいに除けてありました。

 筋肉痛の影響はかえって下山時の方が辛かった。
 遠い昔、高校時代であるが、定期テスト明けの体育の時間に、サッカーで夢中になってボールを追いかけ、翌日の筋肉痛のため階段を下りるのにすごく苦労したことを思い出していた。
 今日の下山には約50分かけてゆっくりと下りてきた。

            
            ※ 慈啓会コースでは唯一、降雪があったときに雪のトンネルになるところです。

 筋肉痛は別として、最近のスノーシューや登山で少しは体力がついてきたので、元日の藻岩山登山は大丈夫だろう。しかし、その先にあるもっと大きなプロジェクトのために、もっともっと鍛えねば、思っているところだ。