札幌の市電のループ化が完成し、昨日20日から運行が開始した。それを記念したウォーキング大会があったわけではない。私が勝手にそう名付けて、今日(21日)沿線8,905mを歩いてみた。
一昨日だったかの新聞で市電のループ化がいよいよ開業されるという特集が載っていた。その時、市電一周が8,905mという距離も発表されていた。
「これは案外短いぞ!歩いてみるのも面白いな」と思った。できるなら運行開始日の20日が望ましいのだが、生憎20日は講座やミニコンサートを予定していたので、一日遅れの今日歩いてみることにした。
我が家から歩いて最も近い「西15丁目」停車場から〔内回り〕に歩くことにした。
13時15分スタート。真っ直ぐ南方向に歩き始めた。
久しぶりの市内ウォークであるが、歩道はまだ雪が解けきっておらず、かなり歩き難い。
すっかり遠ざかってしまった「札幌ぶらり散歩」の取材も兼ねようと思ったが、見慣れた景色から面白そうな物件は何一つ目に入ってこなかった。
※ スタートした「西15丁目」停留所です。これは外回り用の停留所ですね。
時おり通り過ぎる市電を見やりながら淡々と歩を進めた。それにしても札幌の市電は派手な色彩の市電が多い。ラッピング電車と云うそうだが、経営が厳しい市電としては少しでも収入を得るためには仕方ない措置とはいえ、賛否いろいろあるのではと想像される。
停留所に目をやったときに見慣れないものを発見した。ある停留所で近づいて確認してみると、「運行情報モニター」という名で、全ての電車の現在地が確認でき、電車が来る時間がおおよそ把握できるシステムだった。これは利用者からは歓迎されているシステムだろう。
※ 電車を待っている男の人の右側に見慣れぬものがありました。
※ 近付いてみると「運行状況モニター」とあり、電車の現在地が表示されていました。
けっしてウォーキング日和とは云えないどんよりと曇った空の下、街往く人はそれぞれなんらかの目的をもって目的地へ急いでいた。私のように大して目的のない人で往来を往く人を見ることはなかった。(今日はウォーキングをしているような人にも出会わなかった)
※ TV番組「ブラタモリ」でも取り上げられた札幌の市街地形成の際にできた歪みが出たところです。
ループ化が完成したと云っても、新たに線路が敷設された「ススキノ」~「西4丁目」間以外はこれまでと何ら変わらないのだから、私も特別に感ずることもなく歩き続けた。
「西15丁目」をスタートして95分後、多くの人で賑わう「ススキノ」停車場のところに着いた。そこにはオレンジのアウターを着た札幌市交通局関係者の姿が目立った。彼らは盛んに道行く人に注意を促していた。見ていると道行く人たちの中に戸惑いも見えるようだった。不測の事故を避けるためしばらくは彼らの指導が必要なのかもしれない。
※ このオレンジ色の人たちの姿が見えなくなるのは何時でしょう?
電車がススキノの4丁目交差点を駅方向に進路を変えるところは札幌の新しい風景である。しばらく待ってそのシーンをカメラに収めた。
※ このシーンは間違いなく札幌の新しい風景です。
そして、新たに敷設された駅前通りを電車が往く。電車が歩道の直ぐ横を走る「サイドリザベーション方式」というそうだが、これもまた新しい風景である。
見ていると「西4丁目」停留所からは観光客と思しき人も含めて大量の人が電車に乗り込んでいた。ループ化は案外観光客にも手軽に札幌の街を把握する手段として人気が出るかもしれない。
※ これは新設の「狸小路」停留所です。
※ 三越百貨店をバックに2台の電車が行き交うシーンです。これも新しい風景です。
そして私はスタートから2時間10分後の15時25分、「西15丁目」停留所のところに着いた。歩いた歩数13,535歩、それなりに体力づくりの一環とはなった。
そして私は止せばいいのに(?)、今度は「西15丁目」停留所から電車に乗って、さらに沿線を一周した。
電車はおよそ1時間で一周して「西15丁目」停留所に戻ってきた。新しく開通した駅前通りはやはり慎重に運転されているようにも思えたが、他は特に違いを感じなかった。
ただ、ループ化されたことにより日常利用される市民の人たちは格段に便利になったに違いない。さらに先述したが、私が観光客だったらループ化されたことによって、格安(170円)に街の概観を知る手段として利用するに違いないと思った。
一昨日だったかの新聞で市電のループ化がいよいよ開業されるという特集が載っていた。その時、市電一周が8,905mという距離も発表されていた。
「これは案外短いぞ!歩いてみるのも面白いな」と思った。できるなら運行開始日の20日が望ましいのだが、生憎20日は講座やミニコンサートを予定していたので、一日遅れの今日歩いてみることにした。
我が家から歩いて最も近い「西15丁目」停車場から〔内回り〕に歩くことにした。
13時15分スタート。真っ直ぐ南方向に歩き始めた。
久しぶりの市内ウォークであるが、歩道はまだ雪が解けきっておらず、かなり歩き難い。
すっかり遠ざかってしまった「札幌ぶらり散歩」の取材も兼ねようと思ったが、見慣れた景色から面白そうな物件は何一つ目に入ってこなかった。
※ スタートした「西15丁目」停留所です。これは外回り用の停留所ですね。
時おり通り過ぎる市電を見やりながら淡々と歩を進めた。それにしても札幌の市電は派手な色彩の市電が多い。ラッピング電車と云うそうだが、経営が厳しい市電としては少しでも収入を得るためには仕方ない措置とはいえ、賛否いろいろあるのではと想像される。
停留所に目をやったときに見慣れないものを発見した。ある停留所で近づいて確認してみると、「運行情報モニター」という名で、全ての電車の現在地が確認でき、電車が来る時間がおおよそ把握できるシステムだった。これは利用者からは歓迎されているシステムだろう。
※ 電車を待っている男の人の右側に見慣れぬものがありました。
※ 近付いてみると「運行状況モニター」とあり、電車の現在地が表示されていました。
けっしてウォーキング日和とは云えないどんよりと曇った空の下、街往く人はそれぞれなんらかの目的をもって目的地へ急いでいた。私のように大して目的のない人で往来を往く人を見ることはなかった。(今日はウォーキングをしているような人にも出会わなかった)
※ TV番組「ブラタモリ」でも取り上げられた札幌の市街地形成の際にできた歪みが出たところです。
ループ化が完成したと云っても、新たに線路が敷設された「ススキノ」~「西4丁目」間以外はこれまでと何ら変わらないのだから、私も特別に感ずることもなく歩き続けた。
「西15丁目」をスタートして95分後、多くの人で賑わう「ススキノ」停車場のところに着いた。そこにはオレンジのアウターを着た札幌市交通局関係者の姿が目立った。彼らは盛んに道行く人に注意を促していた。見ていると道行く人たちの中に戸惑いも見えるようだった。不測の事故を避けるためしばらくは彼らの指導が必要なのかもしれない。
※ このオレンジ色の人たちの姿が見えなくなるのは何時でしょう?
電車がススキノの4丁目交差点を駅方向に進路を変えるところは札幌の新しい風景である。しばらく待ってそのシーンをカメラに収めた。
※ このシーンは間違いなく札幌の新しい風景です。
そして、新たに敷設された駅前通りを電車が往く。電車が歩道の直ぐ横を走る「サイドリザベーション方式」というそうだが、これもまた新しい風景である。
見ていると「西4丁目」停留所からは観光客と思しき人も含めて大量の人が電車に乗り込んでいた。ループ化は案外観光客にも手軽に札幌の街を把握する手段として人気が出るかもしれない。
※ これは新設の「狸小路」停留所です。
※ 三越百貨店をバックに2台の電車が行き交うシーンです。これも新しい風景です。
そして私はスタートから2時間10分後の15時25分、「西15丁目」停留所のところに着いた。歩いた歩数13,535歩、それなりに体力づくりの一環とはなった。
そして私は止せばいいのに(?)、今度は「西15丁目」停留所から電車に乗って、さらに沿線を一周した。
電車はおよそ1時間で一周して「西15丁目」停留所に戻ってきた。新しく開通した駅前通りはやはり慎重に運転されているようにも思えたが、他は特に違いを感じなかった。
ただ、ループ化されたことにより日常利用される市民の人たちは格段に便利になったに違いない。さらに先述したが、私が観光客だったらループ化されたことによって、格安(170円)に街の概観を知る手段として利用するに違いないと思った。