田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

私的に‘15を振り返る Part 2

2015-12-28 17:36:08 | 私的に〇〇年を振り返る

 「私的に‘15を振り返る」シリーズ第2弾は「どんな講座を受講したか」である。
 私にとっては今年最も力を入れた分野かな、と振り返っている。振り返ってみて、私自身が「よくこれほど!」と思うくらいである。思えば、講座の開催を知って、スケジュールが空いている限り講座に通い詰めた一年間だった。そして、その内容をできるかぎり拙ブログでレポートすることができた一年でもあった。
 

【どんな講座を受講したか】 


◆北海道における再生可能エネルギーの展望シンポジウム 兼 吉田文和特任教授退官記念講演 北大 1/24
◆JRタワーおとな大学(「地域に根ざす北海道の魅力を追い続ける」萬年とみ子氏) 札幌エスタ 2/04
◆フォーラム「超高齢社会の住まいと暮らし方」 北海道建設会館 2/21
◆めだかの学校・ビデオフォーラム(「日本の世界遺産~石見銀山」) かでる2・7 2/23
◆道民カレッジ学習実践講座(エフエムもえる(留萌)の実践) かでる2・7 2/25
◆シンポジウム「気候変動の科学と私たちの未来」 京王プラザホテル 3/02
◆遠友学舎炉辺談話 Ⅱ(ハンガリー・アイカの事故から学ぶ 北大・家田教授の講義)北大遠友学舎 3/04
◆ちえりあ講演会(「北の大地の水族館に奇跡が起きる」中村元氏&若杉鉄夫氏)ちえりあホール 3/13
◆札幌青年会議所 SAPPORP Action!(木村俊昭氏らの提言) かでるホール 3/18
◆めだかの学校・ビデオフォーラム(「日本の世界遺産~古都奈良の文化財」) かでる2・7 3/23
◆4月・かでる講座(「思わず誰かに話したくなる人体の話」常瀬札幌医大教授) かでる2・7 4/24
◆フットパスフォーラム2015(北海道各地のフットパスコースの紹介)札幌学院大サテライト 4/25
◆めだかの学校・4月野外学習(日本銀行札幌支店 見学) 4/27
◆自然観察会(「春のありがとう観察会」 公園内清掃を兼ねた観察会)野幌森林公園 5/10
◆北大公開講座(「動乱のユーラシア:燃え上がる紛争、揺れ動く政治経済」7回シリーズ)社会科学棟 5/11、5/15、5/18、5/22、5/25、5/29、6/01
◆東海大ヒューマンカフェ(「椅子と生活文化」東海大名誉教授・織田憲嗣氏)紀伊國屋インナ- 5/23
               

◆めだかの学校・5月野外学習(円山動物園野生復帰訓練センター 見学) 5/25
◆北海道情報大公開講座(「自分が分かるカウンセリング講座」中村正巳教授)情報大サテライト 6/13
◆6月・かでる講座(「XとYのミステリー」北大・黒岩麻里准教授) かでる2・7 6/15
◆北大公開講座(「大衆文化から考える日韓の『65年体制』」4回シリーズ)6/01、6/08、6/15、6/22
◆北大スラブ研公開講演会(「少子高齢化を東欧から考える」北大・仙石学教授) 6/19
◆めだかの学校・6月野外学習(八紘学園栗林記念館 見学) 6/22
◆北大公開講座(「人と環境が抱える難問~その解決の最前線~」8回シリーズ)情報教育館他 7/02、7/06、7/09、7/13、7/16、7/20②、7/23
◆北海道医療大公開講座(「老いに備えるための五つの視点」)医療大サテライト 7/04
◆7月・かでる講座(「認知症の早期発見と予防」勤医協病院名誉院長伊古田俊夫氏)かでる2・7 6/15
              

◆北大博物館土曜市民セミナー(「利尻・礼文の植物保全研究」北大・高橋英樹教授)社会科学棟 7/11
◆退職校長会札幌中央支部研修会(道立文学館・札幌市立中島中 見学) 7/17
◆北大公開講座(「表現の自由と秩序」4回シリーズ) 7/23、7/30、8/06、8/20
◆めだかの学校・7月野外学習(札幌市アイヌ文化交流センター 見学) 7/29
◆北大公開講座(「北海道の野生生物:自然史と環境変化への応答」6回シリーズ 8/19、8/26、9/02、9/09、9/16、9/30
◆めだかの学校・8月野外学習(産業技術総合研究所 見学) 8/24
◆北海道自分史友の会10周年記念講演会(「生きること、死ぬこと、そして自分史」合田一道氏) 8/29
◆8月・かでる講座(「姿勢から考えられるリスク」パーソナルトレーナー岩倉徹也氏)かでる2・7 8/31
◆9月・かでる講座(「現代にとって短歌とは~三一文字の魅力」田中綾北海学園大学教授) 9/07
               

◆北海道博物館講座(「夷酋列像とアイヌ文化」北大・谷本晃久准教授)北海道博物館 9/20
◆赤れんが講座(「蝦酋列像展の見どころ」石森館長×春木学芸員によるトーク)道庁赤れんが庁舎 9/26
◆世界連邦ムーブメント北海道2015(「日本の世界連邦思想と運動の成果」荻野忠則道代表) 9/27
◆めだかの学校・9月野外学習(航空自衛隊千歳基地・サーモンパーク千歳 見学) 9/29
◆北大公開講座(「記憶を巡る観光論~アーカイブ構築とアイデンティティ形成~」7回シリーズ 情報教育館 10/01、10/08、10/15、10/22、10/29、11/05、11/12
◆北海道博物館講座(「武士・画人・詩人 波響」宮城学院女子大学井上研一郎名誉教授) 10/04
◆札幌学院大公開講座(「古文書に見る歴史が動いた瞬間」作家・合田一道氏 3回シリーズ)札幌学院大社会連携センター 10/08、10/22、10/29
◆10月かでる講座(「亘理伊達家中とはなに者か?」伊達市・伊達元成学芸員) 10/09
◆北大博物館土曜市民セミナー(「深海漁場開発調査で得られた魚類」北大・河合俊郎助教)社会科学棟10/10
◆スポーツによる北海道の活性化を考えるシンポジウム ホテルポールスター札幌 10/14    
◆11月かでる講座(「日本の伝統楽器~三味線の歴史と楽しみ方~」和楽器奏者・沖田鈴軒氏) 10/21
◆めだかの学校・DVD講座(「世界遺産 富士山」に関する2本のDVD観賞) かでる2・7 10/26
◆「北海道教育の日」制定記念講演会(「中札内村の『共育の日』の取り組み」)ホテルライフォート 10/30
◆札幌市民カレッジ(「テレビ番組を分析してみよう!~情報を受け取るレッスン~」札幌学院大学社会情報学部の大國充彦教授)2回シリーズ 10/05、10/12
◆北海道自然観察協議会シンポジウム(寺澤孝毅氏の講演と自然観察指導員の報告)エルプラザ 10/07
               

◆道民カレッジ称号取得者セミナー(谷川北翔大教授の講演と事例発表)かでる2・7 10/10・11
◆札幌大学公開講座(「オリンピック・パラリンピックから考える~文化・生きる力・マネジメント~」4回シリーズ)札幌大学 11/11、11/18、11/25、12/03
◆北大博物館土曜市民セミナー(「地球深部にひそむ隕石をさぐる」北大・山本順司准教授) 11/14
◆札幌シニア大学(「坂本龍馬と北海道」詩人・劇作家の原子修氏)札幌市総合福祉センター 11/20
◆札幌大学時計台フォーラム(「村上春樹のヒロインはなぜ消えてしまうのか」)札幌時計台11/20
◆琴似屯田兵入村140周年記念講演会(「愚直ノススメ」松平保久氏) ホテルヤマチ 11/22
◆北海道情報大講座(「金星探査機『あかつき』を応援しよう!渡部重十氏」情報大サテライト 11/24
               

◆石川直樹写真展 & トークショー(探検家&写真家の石川直樹氏の講演)北海道博物館 11/28
◆めだかの学校 音楽会(懐かしの昭和の童謡・歌謡曲・ポップスを歌う)かでる2・7 11/30
◆心の教育推進フォーラム & 人権教育指導者研修会「ネット社会でどう生きていくか」 12/04
               

◆北海道博物館ワークショップ「手漉き和紙でオリジナル年賀状をつくろう!」 12/06
◆北大博物館土曜市民セミナー(「恐竜の鳥化~内臓・翼の進化」北大・小林快次准教授) 12/12
◆北海道博物館ワークショップ「博物館で新年祈願!?日本の画材で絵馬づくり」 12/20

 受講した講座の中で、量的にも質的にも特徴的なのが、北大が開設する公開講座である。その全てが1回のみの講座ではなく、4~7回にわたる連続講座である。今年私は6つの北大の公開講座を受講した。その受講料だけで計算したら22,500円になっていた。けっこう貢献しているのである。いや、貴重なお話を伺っているのだ。
 その他でも、かでる講座、めだかの学校など定期的に受講していたものも多い。

 私が今年、この分野に力を入れた理由の一つは、道民カレッジの単位取得に一区切りつけたい、という思いがあったのだ。道民カレッジの単位取得を目指すと、道民カレッジと連携している講座ばかりを受講しようとしてしまう傾向がある。それは純粋に知見を広めようとする自分の気持ちに背いているように思えるのだ。学習する動機が違うところにあるような気がしてくるのでる。
 間もなく私は道民カレッジの〔教養コース〕の博士号を取得することができる。そこで道民カレッジの単位取得には一区切りつけ、純粋な気持ちで各種の講座を受講しようと思っている。

札幌においては、その気さえあればいくらでも学習機会が用意されている。
 私は費用のかかるカルチャーセンター類の講座は一切受講していないが、それらを含めると札幌には無尽蔵と思えるほど学習機会が用意されているといっても過言ではない。
私は自分自身の意欲が衰えない限り、これからもできるだけさまざまな講座を受講し、雑学の幅を広げたいと思っている。