田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

「冬の石狩川を遡る」を構想する

2015-12-11 22:20:39 | 冬の石狩川河岸遡行スノーシュートレッキング

 来年のことを云うと鬼に笑われそうだが、今私は昨年、一昨年に続く「冬の石狩川を遡る」構想に没頭しているというと言い過ぎだが、かなり入れ込んでいる。そこで構想を明らかにすることで、思いを固めたいと思った。 

               
               ※ 私の唯一のスノーシュー姿です。朝焼けの中を石狩川沿いの河原を往く私です。

 私が昨年、一昨年の2年間で7日間を費やして石狩川河口から月形町の須部都川(月形大橋の近く)まで達したことはこれまで何度か述べてきた。(’15/3/15のブログ参照ください)
 今冬はそこからの続き、今のところ今シーズン中に深川まで達したいと思っている。この区間、かなり川が蛇行しているので正確な距離は測りかねるが、ざあっと見積もって60キロ程度かなと思われる。

 60キロを踏破するには、私のこれまでの実績、体力からして、慎重を期すとやはり6日間は必要と考えられる。
 それを前後2区間に区切ってみた。これまでは毎回、札幌からの日帰りで実施していたが、徐々に札幌から遠ざかってきたので、今冬は途中で宿を取って前進したいと考えている。
 そこで前区間を月形町から新十津川町として、この区間を2泊3日で、さらに新十津川から深川までも2泊3日で遡るという大雑把な計画を立てた。

 そこでとりあえずは前区間の詳細について考えてみることにした。
 12月7日のブログでも「宿」のことで頭を悩んでいる旨を述べていた。いろいろと検討したが、結局この区間の唯一の宿である浦臼町の自然休養林センターに2泊することに決めることにした。その作戦(?)は次の通りである。

 1日目、朝一番のJR学園都市線で札幌駅(桑園)から石狩月形駅まで行く。(午前7時35分)
 徒歩で須部都川河口まで行き、スノーシュートレッキング開始。
 須部都川河口から晩生内・美浦橋まで約15キロ。やや長い距離になるが、1日目なので体力的には何とかなりそう…。(本当かな?)
 晩生内からタクシーを呼んで浦臼まで、浦臼から町営バスで鶴沼の自然休養村センターへ。自然休養村センターで1泊。

 2日目、1日目と逆ルートで美浦橋まで行く。
 美浦橋から鶴沼近くのビラ沼から石狩川に注ぐ川まで約9キロ。そこから徒歩で自然休養村センターへ。

 3日目、鶴沼から新十津川まで約9キロ。
 新十津川からバスで滝川駅へ。滝川駅からJRで帰札。

 というのが、おおよその日程である。問題は行く先々で石狩川に注ぐ小さな流れである。
 小さな流れでも完全凍結している場合は真っ直ぐ通過できるが、安全が確認できない場合は大きく回り道をしなければならない。そうなると歩く距離・時間は倍増してしまう。この区間で大きな流れというと、新十津川市街を流れる徳富川だけであるが、そのほかの小さな流れがかなりあるので、それが心配である。

 雪の状態も私を悩ます問題である。雪が柔らかく、スノーシューが埋まるような状態だと進むのに大きな労力を必要とする。そうすると一日で15キロも進むことは困難となってくる。さて、どうなのだろうか?固く締まった雪だと進むのが容易なのだが…。
 いろいろと思い悩むことはあるが、こればかりは現地へ行ってみないとはっきりしない。できるだけ準備をして、あとは当たって砕けろだ、などと年甲斐のないことを言っているが…。
 実施時期としては、小川が完全凍結していて、雪もそれなりに積もっている1月下旬の天候が安定している時と考えているが、時期が近づくと天予報とスケジュール表をにらめっこしながら頭を悩ます日々を送ることになりそうである…。

 でもこうしてあれこれと計画を立てているときが、最もワクワクする時間なのかもしれない…。