田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌市立真栄中学校合唱部

2008-12-11 19:25:44 | ステージ & エンターテイメント
 真栄中学校の合唱部というと、合唱のレベルの高い札幌においても最近はダントツの実力を誇り、全国大会の常連校であるばかりか、近年あのNHK学校音楽コンクールにおいて三度も全国一に輝いている学校です。

 その真栄中学校合唱部の歌声が聴けるとあって、11月22日、キタラで開催された「さっぽろスクール音楽祭」に行ってきました。
 札幌では11月1日~12月7日まで「さっぽろアートステージ2008」と題して、音楽、美術、舞台芸術などの催しを集中して開催しています。「さっぽろスクール音楽祭」もその一環として開催されたものです。

 音楽祭の第一部「器楽・吹奏楽」部門、第二部「合唱」部門に分かれていましたが、私は昼食で中抜けしただけで両部門とも鑑賞しました。
 器楽・吹奏楽部門には13の小中高の学校が出演しました。コンクールではありませんから、どの学校も伸び伸びと演奏していたように思います。吹奏楽は私も少しは聞き慣れたところがありますが、ハンドベルに本格的に取り組んでいる厚別東小学校の演奏はとても新鮮で、ハンドベルの奥深さを教えられた思いでした。
 また、上白石小学校の鼓笛隊の演奏も新鮮でした。
        
        ※ 上白石小学校の鼓笛演奏です。

 合唱部門には9つの小中高の学校が出演しましたが、小学校では合唱部ではなく学年単位で出演する学校も目立ちました。世界的に評価が高いといわれるキタラのステージに立った経験が今後の彼らにどのような影響を与えるのか興味のあるところです。
 
 さて、いよいよ真栄中学校合唱部の登場です。
 部員は男女合わせて60名。男子部員が1/3を占めていました。
披露してくれたのは、今年の合唱曲として話題のアンジェラ・ユキさん作詞・作曲の「手紙」でした。
 素人の私の率直な感想は「自然な歌声だなぁ・・・」というものでした。
 全国レベルと聞いて、私の中ではきっと特別な発声をしているのでは?などと思っていたところがありました。
 真栄中の合唱部は、特別に声を作るのではなく自然な発声の中で、ひとり一人が確かな音を発している、と素人の私には映りました。
 真栄中学校の歌声をYou Tubeの中に見つけました。(こちらをクリックすると聞くことができます
        
        ※ 参加した中・高合同合唱のステージです。

 ところで、音楽祭の幕間(といっては失礼になりますが)二人のアーティストが登場しました。
 それは、ゴスペルシンガーのNatsuki(ナツキ)さんと、JポップシンガーのNatsu(ナツ)さんです。
 二人ともキタラの大きな舞台を圧倒するような声量で聴く者を魅了しました。
 私は図らずも後日に、それぞれのライブに立ち会うことになりました。

さっぽろアートステージ2008

2008-12-10 19:03:46 | 札幌(圏)探訪
 札幌では11月1日から12月7日までの間、音楽・美術・舞台芸術などさまざまなアートを集中的に開催する「さっぽろアートステージ2008」という催しがありました。
 アートステージは、舞台芸術部門、学生音楽部門、音楽部門、美術部門の4つの部門があり、さらに特別プログラムとして「アート!ミート!マート!」が開かれます。

 芸術にはトンと縁のない私ですが「まあ、時には芸術もよいじゃろ」との軽い気持ちから、「さっぽろスクール音楽祭」、「500m美術館」、「アート!ミート!マート!」に参加してみました。

 「さっぽろスクール音楽祭」については「札幌市立真栄中学校合唱部」としてエントリーしますので、ここでは他の二つについて報告することにします。

 まず「「500m美術館」ですが、これは地下鉄「大通」駅と「バスセンター前」駅との間のコンコースの壁を展示スペースとして美術作品を展示したものです。
        

 20の団体・個人がさまざまなジャンルの美術作品を展示していましたが、素人の私から見て印象深かったのは、切り絵作家の佐藤隆之氏の10を数える作品です。特にトンボなどの昆虫を精密に手切りし、それを群舞させるように貼り出している作品は迫力がありました。
        
  ※ 写真のようにコンコースの両側の壁にはたくさんの作品が展示されていました。

 また、札幌市立大学美術部のコンコースの柱を素材とした「ブルー ブルー ブルー」もその着眼が素晴らしかったと思います。
 このように昨年に比べると、作品も多くなり充実してきた印象を受けました。
        
        ※ コンコースの柱を利用した作品です。

 「アート!ミート!マート!」とは、資料によると「アーティストや市民手作りのオリジナルアートを販売するフリーマーケットやアート作品の展示、ステージパフォーマンスなど札幌のアートシーンが楽しめる企画が盛り沢山」とのことです。
 会場が札幌市役所1階ロビーということで、たくさんの市民が詰めかけていました。
        
      ※ 会場にはたくさんの手作りの店が出店して賑わっていました。

 モノを買うとか、集めることにトンと関心のなくなったおじさんは会場をざあーっと見回っただけでしたが、若い人たちには興味のあるものばかりらしく、あちこちに大きな塊ができていました。
        
        ※ 来場者が見守る中で作品を仕上げていくアーティストです。
        
 一方、ロビーの片方では市内で活動するミュージシャンたちのステージが展開されていました。
        
        ※ 会場の一方のステージではライブで盛り上がっていました。

 さっぽろアートステージ2008はこの他にもさまざまなプログラムが用意されています。今年未体験だった舞台芸術もぜひ来年は体験したいと思っています。 

札幌麺紀行 59 麺「eiji」

2008-12-09 22:19:31 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 札幌麺紀行四連発の最後(まだまだ続くのですが)は麺「eiji」です。

 麺「eiji」はラーメンだけではなく、店の全てのコンセプトにこだわりをもったニューウェーブのラーメン店とみました。

 麺「eiji(えいじ)」は、地下鉄「平岸」駅から少し歩いた表通りに面してありました。
        

 ラーメン店が2店続けて行列店だったのですが、今度は店外に待っている人の姿は見えずホッとして店内に入ったところ、椅子に座れずに立っていた方がずらーっと並んでいました。(10人くらいが立っていたでしょうか)
 店は若いご夫婦(?)二人で切り盛りしている小さな店で、ウナギの寝床のように細長い店内にカウンターが横たわっている店です。

 待つこと20分、カウンターに座った私はこの店の一番人気の「濃厚魚介豚骨醤油」(750円)を注文しました。
 出てきたラーメンは一見したところ特に変わりはありません。しかし!スープを一口含んだとき、魚介の風味が効いた豚骨スープの旨さが口の中に広がります。濃厚なスープはとろみさえ感じさせるのですが、後味はスッキリです。
 トッピングの一つに寒天状のものが入っていたのですが、ガイドブックによると魚ダシのジュレだとか、こうしたこだわりは初めてでした。
        

 麺はストレートの太麺でしたが、これがまたスープにはよく合うのです。
 化学調味料を一切使わないという丁寧なスープづくりが多くのファンを掴んでいるようです。

 また、先にニューウェーブの店と記しましたが、店のさまざまなところにこだわりを見て取りました。ガイドブックでも「艶めくカウンターが延びる。ラーメン店らしからぬインテリア」とありましたが、ウォーターピッチャー、胡椒ミル、七味入れ、など小物に至るまで他の店では見られないこだわりを感じさせます。箸も割り箸ではなく、リユースできる箸を用意していました。

 若いオシャレな夫婦(?)が単なるオシャレだけではなく、実力で勝負するラーメン店でした。

麺「eiji」 データー
札幌市豊平区平岸3条9丁目9-18(地図)
電話   011-813-7233
営業時間 11:00~15:00 17:00~22:00
定休日  水曜日
駐車場  無
座席   8席(カウンター)
入店日  ‘08/11/24

札幌麺紀行 58 トトリ

2008-12-08 19:35:36 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 わんこそば、盛岡じゃじゃ麺、そして盛岡冷麺・・・、盛岡(岩手)はほかにはない麺文化が発達した地域のようです。(麺都「盛岡)とも称されているようです)今回はその中の一つ、「盛岡冷麺」を食しました。

 トトリはすすきのの西の外れ、資生館小学校からすぐ近くの一角にありました。
 店内に入って気づいたのですが、トトリは完全な焼肉店でした。
        

 各テーブルは全て焼肉用のコンロが付いていて、麺はどうやら口直しのためにメニューに加えられているようです。
 とはいっても、ここの一押しの盛岡冷麺は、この店で20年以上続く看板メニューだということです。
                

 私は少々居心地の悪さを感じつつも、コンロ付きのカウンターに座り、「盛岡冷麺」(735円)を注文しました。辛さを訊ねられましたが、私は辛いのが苦手のために5段階のうちの2の辛さにしました。
 他の客はというと、開店直後の11時でしたが朝から焼肉を頬張っている人たちが目立ちました。
        

 やがて出てきた冷麺はご覧の写真の通り、麺を形良く盛り上げ、その上に牛すじ肉と梨の輪切りが載せられています。
 女性の店員に食べ方を尋ねたところ、麺を崩してキュウリ、キムチ、ネギなどのトッピングと混ぜ合わせ、好みによって酢を加えて食するとのこと。
 他の麺のようにスープを口にすることなく、いきなり麺を口の中へ。
 茹でた後、冷水で何度ももまれたという麺はコシがあるというよりは弾力があって噛むと跳ね返されるような感じです。
 味の方は、スープに牛すじ肉の旨味が出ていて、その上キムチが絶妙のバランスで旨味を増幅してくれます。
 牛すじ肉、梨、大根、キュウリ、キムチ、ゆで卵、ネギなどのトッピングも生かされて美味しい一品でした。

トトリ データー
札幌市中央区南5条西7丁目(地図)
電話   011-531-5893
営業時間 12:00~4:00 日曜日~24:00
定休日  無休
駐車場  契約駐車場有
座席   130席(カウンター・テーブル・小上り)
入店日  ‘08/11/23

札幌麺紀行 57 らーめん「山嵐」

2008-12-07 16:38:43 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 怒涛(?)の麺紀行四連発第二弾は、「らーめん 山嵐」です。

 またまた行列のできる店でした。前の「あらとん」ほどではありませんでしたが、待つこと50分、一杯の麺にそれほど執着したくはないのですが、札幌麺紀行成就のために執着しています。

 らーめん「山嵐」は、地下鉄「平岸」駅から南に歩いた環状通沿いにありました。
 実はこの「山嵐」ガイドブック発行時の店から、移転したようなのです。ガイドブックでは環状通沿いではなく、裏通りとなっていましたので、店を見つけるために少々苦労しました。(確認したところやはり移転したとのことでした)
        

 苦労して見つけた店の前に行ってみると、これが行列なんですよねぇ。
 雪も降り、気温も一段と下がっている中での行列は辛いものがあります。私は幸いにもフード付きのコートを着ていたので、フードをすっぽり被りひたすら待ちました。他のみなさんもひたすら待っています。なかなか辛抱強い札幌市民です。

 さて、ようやくカウンターに着いてスタンバイOKです。
 あらかじめ注文していた「山嵐豚骨らーめん」(白スープ)750円が出てきました。
 スープには、「白スープ」と「海スープ」がありましたが、海スープはげんこつ、鶏ガラを煮込んだ白スープに魚粉をブレンドさせたもののようです。
 私はこの店の一番人気ということで「白スープ」にしたのです。
        

 出てきた白スープは背脂ぎとぎとの超コッテリ系の感じです。
 スープを口に含んでみると、確かにコッテリ系ではあるものの、想像したようなしつこさはなく、旨味が口の中に広がります。私の隣の女性などスープを完全に飲み干していました。
 麺は極太麺で、モチモチ感がありスープとも良く合っているように思われました。

 行列のできる店・・・。そのことが納得できる「山嵐」のらーめんでした。

らーめん「山嵐」 データー
札幌市豊平区平岸1条9丁目6-1(地図)
電話   011-815-3030
営業時間 11:30~15:00 17:00~20:30
定休日  月曜日
駐車場  6台
座席   12席(カウンター・テーブル)
入店日  ‘08/11/22

札幌麺紀行 56 手打そば「やま賀」

2008-12-06 20:35:32 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 【札幌麺紀行】とは、イエローページKKが2007年12月に発行した『一日一麺 札幌極旨麺図鑑』に写真付きで掲載されたラーメン店40、そば店22、うどん店12、その他の麺店20の計93店全てを食べ歩いてレポートしようと私自身が企てたものである。しかし、飲食業界の栄枯盛衰は激しく、現在分かっているだけですでに5店が廃業に追い込まれている。したがって実際に私が目標とするのは88店である。

 本日から怒涛の札幌麺紀行4連発をレポートします。
 まずは手打そば「やま賀」から…

 カレーうどんに嵌ってしまった私はついにその影響が蕎麦にまで伝染してしまったようです。(困ったもんです・・・)

 11月16日、西区・西野の二つのウォーキングコースを終えた後、同じく西野にある手打そば「やま賀」を訪れました。
 昼時とあって駐車場は満杯だったためしばらく待って開いたところに車を入れることができました。
 店は店内外ともに蕎麦屋さんらしい落ち着いた佇まいであり、内装でした。
        

 店内に入ると駐車場同様、ここも混んでいてしばらく待たされた後、カウンターに導かれました。
 そしてメニューを眺めたところ、「カレー」の文字が目に入ってしまいました。少しは迷ったのですが、誘惑には勝てません。「カレーそば」(800円)を注文しました。

 出てきたカレーそばをまずはスープを含みます。
 この店のスープにはとろみがついてなく、まったくのスープ状のカレーです。ダシの旨味が伝わってくるスープは辛みや塩分も控えめで上品に感じられました。
 麺は更科そばが使われていて、これはこれでカレースープによくマッチしています。
 鶏肉もたっぷり入り、ネギにも過不足なく熱が通り、たいへん美味しくいただけた一品でした。
        
 
 それにしてもカレー味から脱皮しなくては本当の麺の良さを味わえないのじゃないかと一人で心配しています。でも嵌っています。
 
手打そば「やま賀」 データー
札幌市西区西野5条西8丁目8-13(地図)
電話    011-666-8771
営業時間 (平 日)11:30~15:00 17:00~19:30
      (土日祝)11:30~19:30
定休日   火曜日
駐車場   10台
座席    27席(カウンター・テーブル・小上り)
入店日   ‘08/11/16


(余話)
 コンサドーレのJ1最終戦を、アントラーズのJ1優勝を見届けてきました。
 いろいろな意味で歴史的な一戦でした。
 感動的な場面もありました。
 後日、詳しくレポートしたいと思います。

札幌ウォーク 59 西区・西野の自然コース

2008-12-05 16:55:38 | 札幌ウォーク & Other Walk
 札幌市内の住宅街には極小規模の公園がたくさん存在していることを改めて知ることができました。

 正式名「西野の自然と坂をめぐるコース」(マップ 緑色のコース)3.3㎞は、ちょうど一部が欠けた長方形のコースです。
 スタート&ゴールにするための車の駐車場探しに苦労しましたが、某ドラッグストア(西野7条7丁目)の駐車場をちょっと(1時間弱)貸してもらうことにしました。

 まずは広島通り(西野通り?)を西に向かいます。
 通りに面し、西野第二小学校、西野中学校と並んでいます。札幌の街中の学校はいずれも金網で囲まれているのが一つの特徴です。街中にあっていろいろなトラブルを回避するためにはしかたのない措置なのでしょう。
        
        ※ 札幌市内の学校ではよく見られる金網です。

 西野中学校前に<標石の位置と高さ>という石標がありました。そこには「北緯43度63分51秒371、東経141度15分53秒375、標高101.801m」と刻印されていました。
        

 広島通りを右折すると手稲山の山麓が迫ってきます。
 その山麓を利用した「西野西公園」(西野9条9丁目)はほとんどが丘陵状の公園です。
        

 公園を過ぎるとコースは東に向かいます。ここで面白いものを見ることができました。
 道路に面した個人住宅の側にブランコが見えました。私はすっかり子どものために庭にブランコを置いたものだと思っていました。
 ところが近づいてみると「西野山なみ公園」(西野8条10丁目)とれっきとした公園名が付けられていたのです。面積は住宅一戸分くらいしかありません。
        
        ※ ほんとうに家一戸分の広さの公園でした。

 興味を抱いた私は帰宅して調べてみました。
 すると「西野山なみ公園」の面積は173㎡でした。ということは52坪程度です。
 「こんな小さな公園もあるんだぁ…」と新たな発見をした思いに駆られ、さらに調べてみると173㎡より小さな公園が西区だけで42もあることが分かりビックリです。
 興に乗った私はさらにいろいろ調べたのですが、趣旨ではありませんので割愛しますが、興味のある方はこちら(⇒)にアクセスしてみてください。

 コースをさらに東に進むと、途中人一人がやっと通ることが出来るように細い細い歩道がありました。おそらくさまざまな事情によって歩道の拡幅ができなかったのでしょうが、それにしても歩道とは名ばかりの細~い歩道でした。
        
        ※ 細~~いでしょ。この歩道・・・。

 同じ通りのある家の庭に小さなひまわりの花が見えました。この季節にはきわめて珍しいのではないかと思います。大きな木の葉に護られて生き長らえたのでしょうか。
        
        ※ 小さなひまわりの花。本物ですよ。

 そして西野屯田通りに出ます。
 道路にはナナカマドの街路樹が赤い実をいっぱいぶら下げていました。その中で一本だけ葉を全部落として赤い実だけ付けている木があったのでカメラに、と思ったのですが生憎の天候で赤く映らず、黒ずんだ色になってしまったのは残念至極です。
        
        ※ 赤い実が黒ずんで写ってしまったのは残念!

 途中、雨風にたたられたこともあり、空がどんよりと曇った晩秋のウォーキングはどこかに哀愁を感じさせるものだった。
 それは私の心の有り様も映していたのだろうか・・・。

《ウォーク実施日 ‘08/11/16》


札幌ウォーク 58 西区・中の川・西野川コース

2008-12-04 16:50:07 | 札幌ウォーク & Other Walk
 昭和初期の頃、中の川・西野川の周辺は稲作地帯で灌漑用の水路の役割を果たしていたということですが、今では完全な住宅街となってしまい、中の川も、西野川も住宅街の中を流れる小川になっていました。

 この日は、今にも雨(雪)が降ってきそうな暗い雲が空を覆っていました。
 そこでいつでも天候の変化に対応できるように車で現地に向かうことにしました。
 「中の川・西野川コース」(マップ 緑色のコース)3.0㎞のスタート&ゴールは、コースから少し外れていましたが車を駐車する関係から「西野北公園」(西野4条5丁目)としました。
        

 西野北公園からマンションが建ち並ぶ横に造られた「西野ファミリー道路」を歩きます。幅広の歩道は沢山の木が植えられていて快適なウォークです。大きな落ち葉がたくさんありましたが、当番の方でしょうか二人の方が一生懸命に集めていました。
        

 ファミリー道路を抜け、山の手通りに入ると人がたくさん群がっている光景にぶつかりました。何事かと思いましたが、食料品の激安店があり休日とあってたくさんの人が買い物にきていたようです。

 さらにコースは「広島通り」へと導かれます。
 プラタナスの並木が並ぶこの通りは、1885年に広島県人18人が当地に入植したことに由来しているとのことです。
        

 コースはジグザグに進み、正路通りへと出ます。
 この一帯は純住宅街といった様相です。「正路通り」をどう読むのか聞きたかったのですが、通りを行き交う人も見当たりません。
 通りが終わる頃になってようやく老婦人が道路向かいを歩いていたので、側まで行き訊ねました。通りの名は「まさみちどおり」と呼ぶということです。    

 道幅の広い西野屯田通りを経て、中の川沿いの未舗装の散歩道を歩きます。
 舗装道路ばかり歩いていると、こうした砂利道がかえって新鮮に感じます。
        

 中の川沿いから、西野川沿いへと移り、最後は北1条宮の沢通りに出ます。
 北1条宮の沢通りは、都心の北1条通りから発寒から新琴似に抜ける幹線道路ですから交通量も多く、郊外型商店も目立ちます。
 ゴール近くに果物を商う露店がありましたが、寒さが響いてでしょうか、店を訪れている人の姿はありませんでした。
        

《ウォーク実施日 ‘08/11/16》


(余話)
 札幌は現在積雪ゼロです。
 気温もそれほど下がらず、暮らしやすい毎日です。
 でも雪のない札幌の冬は似合わない気がします。
 今日、来春1月18日(日)開催の「HBC歩くスキー大会」のエントリーをしてきたのですが、この調子だといきなり本番となりかねません。

スピード豊かなFリーグ

2008-12-03 17:18:18 | スポーツ & スポーツ観戦
 攻守の切り替えが速く、いっときも目を離せません。フットサル日本リーグ(Fリーグ)はJリーグとは異質なスピーディなボールゲームです。

 昨年から始まったフットサルの日本リーグの札幌ラウンドがあると知り、何にでも興味を示す物好きな私は早速駆けつけることにしました。
 札幌ラウンドには参加全8チームが参集し、11月23、24日の両日行われました。
 私は2日目の24日の2試合を観戦しました。

        
        ※ 会場のセキスイアイスアリーナの外観です。
        
 会場は真駒内の屋内スタジアム(セキスイアイスアリーナ)です。(こちら⇒)
 会場には入ると意外に多い観客に驚きました。(発表によると当日入場者は1,800余人とか)Fリーグの知名度がイマイチの割にはたくさんの人が観戦に訪れていたのではと思います。

 コートの広さとか、ルール、ボールの違いなど、サッカーとの違いはたくさんありますが、詳しく知りたい方はウェブ上で検索していただくこととして、私の印象ではサッカーと同じように足でボールを扱うスポーツとはいえ、サッカーとは異質のスポーツと映りました。
        
        ※ 動きの激しい試合中の写真を収めるのは難しいです。

 コート(ピッチ)が小さいだけにボールは常にゴール前にある感覚で、攻守の入れ替えが激しいのが特徴の一つでしょう。
 そして組織だった攻撃というよりは、瞬間の判断力やトリッキーな動きが試合を左右するように思われました。

 今年は道内のチームが参戦していないこともあり、会場が応援で盛り上がるということはなく、時折好プレーに歓声が上がる以外は静かにプレーそのものを楽しむという雰囲気でした。
 来年からは「エスポラーダ北海道」という新生チームがFリーグに参戦するとのことで、どのように盛り上がるのか興味があるところです。

        
        ※ 次シーズンにFリーグに参戦する道産子チーム
          「エスポラーダ」のメンバーです。

 なお、Fリーグは現在まだプロ化されていませんが、将来のプロ化をにらんでいるそうです。(1部プロ契約の選手もいるとか…)
 1996年、コンサドーレが北海道初のプロスポーツチームとして誕生以来、北海道のスポーツシーンもずいぶん豊かになってきました。私たちスポーツファンにとっては、とても嬉しいことです。互いに共存共栄を図りながらさらに豊かになってほしいと思います

札幌ウォーク 57 中央区・幌西ふれあいロード

2008-12-02 16:39:12 | 札幌ウォーク & Other Walk
【札幌ウォーク】とは、札幌市保健福祉局が各区に呼びかけウォーキングコースの設定を提唱した。これに応える形で中央区25、北区5、白石区6、豊平区9、清田区5、西区21、手稲区9、厚別区13の計93コースが設定された。(東区と南区は未設定)この設定された93コースを実際に歩いてレポートしようと挑戦しているのが【札幌ウォーク】です。

 コースの正式名「幌西ふれあいロード」(マップ)1.9㎞のスタート&ゴールは幌西まちづくりセンターになっています。
 中央区のウォーキングマップはそのほとんどのスタート、ゴール地点をまちづくりセンターに置いているようです。(他の区は必ずしもそうではない)
        
        ※ 電車通りに面した幌西まちづくりセンターです。

 今回も私はマップどおり市電の停留所「西線11条」の直ぐ近くの幌西まちづくりセンターからスタートしました。
 この辺りは都心からやや離れた地域で住宅と商店が混在しているような地域です。
 特段変わったところもなく、淡々と歩を進めたかったのですが、どうもマップが読みづらく歩いている位置とマップがずれているような気がしてなりません。いつも感ずるのですが、中央区のウォーキングマップは私にとっては使い勝手がよくありません。
 マップを読む能力にも問題があるのだと思いますが、マップそのものにも問題を感じます。他区のマップを見習い(例えば厚別区)ぜひとも改善を加えてほしいものです。

 前置きが長くなりましたが、コースに特別な特徴もないためレポートすることも多くはないのです。
 そうした中で、マップを読み違えコースを外れたおかげ(?)で木造の古びた民家の入口に「地球防衛軍」(南6西17)などという物騒な看板を掲げた家が目に止まりました。よく見ると道路沿いにメニュー表が出ておりどうやら洋風居酒屋(レストラン&バー)といった趣の店でした。あまり驚かさないでほしいものです。
        
        ※ 「地球防衛軍」と書かれた看板が掛かっています。

 また西18丁目通りを歩いているとモダンな建物が目に入ってきました。入口の門のところに「Chocolatier masali(ショコラティエ・マサール)」という文字が見えた。どうやらチョコレート工房と直売店のようであった。
 帰宅して調べてみると、なかなか高級なチョコレート店のようです。
        
        ※ 工場(工房?)と店舗が一緒になった建物です。

 ゴールの幌西まちづくりセンターに向かう途中の民家の庭がなかなか立派でしたのでカメラに収めさせてもらいましたが、こうした立派な庭は比較的早く拓けたような住宅地でときどきお目にかかる場合があります。
        
        ※ なかなか立派なお庭と見ましたが・・・。

 その他にはこれといった特徴が感じられないウォーキングコースでしたが、幌西まちづくりセンターの向かいに建つ幌西交番を写真に収めてゴールしました。
        
        ※ 特に変哲のない交番の建物です。

 話題のないコースでもう一つ話題を…。
 中央区ではこのコースを含めて三つのコースだけ「ロード」という名称を使用しています。何か特別な理由があるのかと中央区の担当部局に問い合わせたのですが明確な答えは得られませんでした。「恐らくコース設定に関わった市民の方が命名したものを追認しただけであろう」と…。(設定当時の担当者が異動していてはっきりしたことは分からないと…)
 う~ん???
《ウォーク実施日 ‘08/11/15》