田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ザ・キッパーズ(THE KIPPERS)

2010-12-11 22:13:17 | ステージ & エンターテイメント
 私にとって青春時代の一コマとも重なるグループサウンズ「ザ・キッパーズ」の本拠地を訪れ、50~60年代の懐かしきアメリカンポップスを満喫した。

        

 拙ブログにおいては、政治の話題とお酒の話題は原則としてご法度にしているのだが、今回は札幌探訪的な内容も有しているので特別に話題として取り上げることにした。

 私たち世代にとって「ザ・キッパーズ」はグループサウンズ(GS)華やかし頃、北海道を中心に活躍していたが、HBCラジオのレギュラーとして北海道内にその名声は鳴り響いており、田舎の高校生だった私も知る存在だった。
 そのザ・キッパーズが現在も現役として活動していることを知った。
 彼らは1963年グループ結成だから、間もなく結成半世紀を迎えようとしているバンドである。

 札幌に集った友人たちが懇親会(飲み会)を終えて楽しめる場所として、そのザ・キッパーズの活動の拠点であるオールディズ・ライブ・スポット「ザ・キッパーズ」が閃いた。
 一次会を終え、午後8時過ぎ中央区南5西3にあるニューススキノビル2Fにある「ザ・キッパーズ」に向かった。店は2階の奥まったところにあった。店内はそれほど広くなく、50人も入ると満杯といった感じである。

 20時30分、一回目のライブが始まった。
 心地よく、懐かしいサウンドが店内いっぱいに響き渡った。
 酔いもまわっていて曲名を覚えてはいないが、いずれもが聞き覚えのある懐かしい曲だった。
 メンバーはおそらく全員が還暦を過ぎていると思われるが、落ち着いた安定感のある音である。
 彼らの代表曲「はまなすの恋」の時は、私たちが大歓声を上げると演奏する彼らも嬉しそうだった。

        
        ※ 演奏中のキッパーズです。5人しか見えませんが、ドラムス
         の渡部康雄氏が陰になっています。

 一回目の演奏が終わると、彼らのリーダーの渡部弘康氏が私たちのテーブルに挨拶に来てくれた。同年代とあって、渡部氏の中にも何か通ずるものがあったのかもしれない。
 二回目のステージも堪能し、私たちは引き上げることにした。

              
        ※ 同行した絵の得意なY氏がリーダーの渡部弘康氏の
         似顔絵をサラサラと描きあげました。似てる!!

 同年代のおじさんバンド「ザ・キッパーズ」ぜひこれからも頑張ってほしい!!

続 斎藤佑樹入団会見

2010-12-10 16:09:23 | スポーツ & スポーツ観戦
 斎藤佑樹投手が昨日、北海道日ハム球団に正式に入団し、記者会見を行った。その姿はあくまで爽やか、あくまでそつがない“佑ちゃん”そのものだった。 
 ここで私は斎藤投手が北海道日本ハムファイターズに入団した意味について少し考えてみることにした。
 
 まず誰でも思っていることだと思うが、斎藤投手が日ハムに入団したのは紛れもなくプロ野球界に「ドラフト制度」があったからである。
 そして斎藤投手が大人だったからだと私は思っている。

        
        ※ ドラフトで斎藤投手を引き当てた長谷川球団社長を讃える
         「ゴッドハンドタオル」が販売されていたが、凄い勢いで完
         売となってしまった。購入できた人のタオルを写させてもらった。

 つまりプロ野球入団選手の契約金の高騰を抑え、各球団の戦力の均衡化を図るというドラフト制度があって、そこに長谷川球団社長のゴッドハンドが活かされ斎藤佑樹という金の卵を獲得することができたのだ。
 そして斎藤投手である。彼は球団をえり好みすることを表面上は徹底して隠し通した。彼とて好みの球団、生活したい土地はあったはずだ。それを彼は表に出さなかった。つまりドラフト制度があるかぎり、その制度の中で自分を活かすことを彼は選択したのだ。(彼の中では在京、あるいは在関東の球団が望みだったのではと推測する)

        
        ※ 会場にはこうした応援ボートを手にしたファンが目立った。

 私は斎藤投手が入団したという僥倖を球団だけではなく、北海道にとってもいろいろな場面で活躍してもらい、北海道を元気にしてほしいものだと思う。
 もちろんそのためには、まずは野球で活躍することが基本であることはいうまでもないことだが…。

 北海道のために活躍するとは…。
 私の中でイメージするのは、斎藤投手の「爽やかなイメージ」である。
 その爽やかなイメージは、北海道の爽やかな気候・風土とリンクしないだろうか?
 つまり彼の全国区の人気を活用させてもらい、北海道の爽やかなイメージを全国に展開してもらうというのはどうだろう?

        
        ※ 会見には東京キー局のキャスターも目立った。写真の人は
         テレビ朝日の「報道ステーション」のスポーツキャスターの
         武内絵美アナ。カメラに向かってニコッとポーズをとってくれた。

 私は北海道を離れたことのない人間だが、関東・関西の人間から言わせると北海道はまだまだ辺地というイメージが強いようにも伝わってくる。
 斎藤投手が野球で活躍し、爽やかな北海道のイメージを全国に伝えてくれることによって、これまでの北海道に対するイメージを変え、人々がこれまで以上に北海道に注目してくれることになってほしいと願うのである。

        
        ※ ファンサービスの初仕事。サインポールを投げ入れる斎藤投手です。

 斎藤投手が野球で活躍すると共に、プラスアルファを北海道にもたらしてくれることによって斎藤投手がドラフト制度によって北海道日本ハムファイターズに入団したことの意味がより大きなものとなると思うのだが…。

        
        ※ そのサインボールをゲットした幸運の人に写させてもらいました。

斎藤佑樹入団会見

2010-12-09 11:59:14 | スポーツ & スポーツ観戦
 ちょっと新たな手法を試みることにします。
 
 私は本日15時から札幌ドームで行われる斎藤佑樹投手の日ハム入団会見の様子を見守るためにこれから出かけようと思います。(現在12時30分)
 そのことを予告して出かけ、帰宅してからこのページを会見の様子を伝えるレポートに書き換えてみようと思います。

 道内テレビはNHKも含めて全社が中継放送するほどの熱の入れようです。(よく確かめてみるとTV北海道だけ中継なしだった)
 それだけ北海道にとってはとても大きななニュースだということでしょう。
 私はテレビに映らないようなところをレポートできるように心がけながら入団会見を見守りたいと思います。

 今、札幌ドームから戻ってきました。
 あくまでそつなく、あくまで爽やか、イメージどおりの“祐ちゃん”でした。 

 帰宅してから書き換えると述べましたが、書き加えることに変更します。

 入団会見の様子は中継をご覧になった方、あるいはニュースでご覧になる方も多いと思います。したがって、それに類するレポートは避けようと思います。

 ともかくたくさんのファンが詰めかけて、北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手誕生の瞬間を見守りました。
 斎藤投手の一言、一言に温かい拍手を送り続けながら、彼の言葉に耳を傾けました。
 それは、あくまでそつなく、あくまで爽やかに、といった感じでした。
 
 斎藤佑樹投手の日ハム入団について、私なりに考察してみようと思うのですが、今夜はまたこれから外出しなくてはならず、日を改めて考察してみたいと思います。
 本日は今日撮ってきた数枚の写真を掲載することでお茶を濁すことにします。

        
        ※ 13時20分にドームに着いたときには長蛇の列ができていました。

        
        ※ どっと詰めかけたファンが会見場を取り囲みました。

        
        ※ 早くも「SAITOH」背番号18のユニフォームを着た人が!

        
        ※ 斎藤投手が札幌ドームに足を踏み入れた瞬間です。

        
        ※ オーロラビジョンに映った球団の帽子を被った斎藤投手です。


※ その他の写真は考察したときにまた掲載することにします。

札幌Cafe紀行 47 宮の森珈琲 山の手店

2010-12-08 16:49:00 | 札幌Cafe紀行
 すっかり宮越屋珈琲の店だと思っていた。外観も、店内で大々的に珈琲豆を販売しているところも…。そのように勘違いしたものだからコーヒーの味も似ていたとか??

 知人と「どこのカフェに行こうか?」と相談していたとき、近くに「宮越屋珈琲がある」ということで、そこに行くことにした。
 小雨が降っていたこともあったが、外観が渋茶の壁に赤い文字で店名が書かれていたのを確認し、写真まで撮っていたのに宮越屋珈琲と思いこんで疑いもなく店内に入った。

        
        ※ 夕暮れ近かったためにライトアップされ店名の一部が黄
         色く見えますが、実際には店名は赤い色です。 

 店内は外観同様なかなか渋い配色である。客層的にはやはり落ち着いた感じの人が多そうで、静かにコーヒーを味わったり、談笑を楽しんだりしていた。
店内に入ったところにはたくさんの種類の焙煎された珈琲豆が並んでいた。

        
        ※ こうしてたくさんの焙煎された豆が販売されていました。

 オーダーを終えた後でスタッフに「ここは宮越屋珈琲の何店ですか?」と聞いたところ、とてもはきはきした声で「ここは宮の森珈琲 山の手店です」との回答が返ってきた。「えっ?」と思わず声を出してしまったが、スタッフの表情からは「けっこう間違える客がいるんですよね」と物語っているような表情だった。

        
        ※ 窓側を向いたカウンター席です。落ち着いた色合いです。

 さて、オーダーであるが、ブレンドコーヒーが480円で、コーヒー&ドーナツセットが500円である。これは「セットをオーダーせよ!」と言わんばかりのメニュー設定である。そのお勧め(?)に素直に従ってコーヒー&ドーナツセットをオーダーした。ドーナツは「ケシの実」をチョイスした。

        
        ※ コーヒー&ドーナツです。

 ドーナツがとても存在感のあるどっしりした歯ざわりが特徴のドーナツだった。そしてブレンドコーヒーのほうは宮越屋とも共通するようなやや苦味の勝ったコーヒーと私の舌には感じた。
 しかし、私は自分の舌にそれほど自信がない。「宮の森珈琲と宮越屋珈琲では全く味は違います」なんてお叱りのコメントが入るかもしれませんね。

【宮の森珈琲 山の手店 データ】
札幌市西区山の手1条12-6-1
電  話 011-676-3896
営業時間 月~金10:00~22:00 土・日・祝10:00~20:00
定休日  無休
座  席 不明
駐車場  有り(5~6台)
入店日  ‘10/12/03

市内定期観光バス搭乗記

2010-12-07 15:05:40 | 札幌(圏)探訪
 人並み以上に市内を巡っていると自負している私が、こともあろうに市内定期観光バスに料金を払って乗り込んだ!? いったい何が狙いだったかというと…。

        
        ※ こんな観光バスに乗車するのは何年ぶりだろうか?

 いやいや、答えは他愛ないことなのだ。
 ここ10数年来続いている以前職場を共にした5人の仲間の毎年1度行っている同窓会の会場が今年は札幌になった。
 私たちの会は集まって酒を介しての談笑だけで終わらせないところに一つの特徴がある。
 特徴の一つは、何らかの研修的要素を加えた日程にすること。
 そしてもう一つは、職務に関わって一年間を振り返り、次年度を見通すレポート報告が義務付けられていること。(この点については他日レポート予定)この二つが特徴と言える。

        
        ※ サッポロビール博物館に展示されていた往年の看板です。

 その研修的要素をどうするか検討する中で、定期観光バスを利用する案が浮上してきたのである。
 私以外の4人は地方に住んでいる。出張や子どものことなどで皆けっこう札幌に出てきてはいるが、案外札幌の名所(?)などは素通りしているようだ。
 私にとってはすでに何度も訪れているところばかりを訪ねるコースだったが、友の喜ぶ顔を見るのも悪くはないと思い賛同した。
 かくて北海道中央バスが運営する「冬の札幌1日コース」(所要時間7時間05分 料金4,300円)に乗り込むこととなった。

        
        ※ 札幌中央市場場外市場の海産物の商店です。

 「冬の札幌1日コース」は次のとおりである。
 札幌駅前バスターミナル(9:55発) → サッポロビール博物館(試飲・見学)〈1時間〉→ 旧北海道庁舎(車窓)→ 北海道神宮〈25分〉→ 中央卸売市場場外市場(自由食)〈1時間20分〉→ 大倉山ジャンプ競技場(50分)→ 羊ケ丘展望台〈35分〉→ 札幌ドーム(車窓)→ 札幌駅前バスターミナル
というコースだった。

        
        ※ 北海道神宮では神前結婚式の記念撮影が行われていました。

 友人たちに一番の人気は、ジャンプ競技場でスタートゲートまでリフトで上るときだった。その斜度、その高さを実感することができるリフト乗車はおそらく多くの観光客にとっても人気のあるところのような気がする。

        
        ※ 友人たちが感激した大倉山ジャンプ競技場のスタートポイントです。        

 私にとってはどのスポットとも何度も訪れたところなので、格別の思いを抱くところはなかったが、ただ一つガイドの話の中で新たな発見があった。
 それは北海道神宮の大鳥居が北東方向を向いていることについてだった。多くの鳥居は北方向を向いては建てられていないそうである。北海道神宮の場合はロシアに対する守り神という意味から北東方向を向いているということだったが、私はこれまでそのことを意識していなかったことは不明の至りである。

        
        ※ 札幌観光の定番 羊ケ丘展望台のクラーク像です。

 この日(12月4日)の同行客は19名だったが、私には「意外に多いなぁ」というのが偽らざる印象だった。というのも、市内で良く見る見る乗り降り自由の「市内散策バス」はいつもガラガラなので、定期観光バスも同様かなと思っていたのだが案に相違して観光シーズンでもないのにそれなりの乗客数だったことが意外だった。

 またコースによっては「多言語コース」と銘打ったコースもあった。おそらくイヤホーンからそれぞれの国の言語が流れる仕組みになっているのではと思われる。さすがに観光業界はさまざまな国の観光客が訪れるようになったことへの対応はいち早く進んでいるらしいことをうかがい知ることができた。

旭山動物園の今、そして未来

2010-12-06 13:10:28 | 札幌学 & ほっかいどう学
 旭山動物園々長の坂東元氏が旭山動物園のこれまでを語り、そして未来を語った。はたして旭山動物園の名声はこれからも続くのか?


              

 札幌市生涯学習センター(通称:ちえりあ)の開館10周年記念事業の一環として、NHKプロジェクトX挑戦者たち「旭山動物園~ペンギン翔ぶ~」に出演した一人だった坂東園長と番組ディレクターだった舟迫将信氏が12月3日(金)ちえりあホールで対談した。

 坂東氏はこれまでのこと、そしてこれからのこと、と実に多くのことを語ってくれた。
 その全てを復元することはできないが、印象に残ったことを記してみることにする。

 舟迫氏は旭山動物園の凄さは①大人が笑っていること、②ワンポイントガイドに取り組んだこと、③行動展示をいち早く始めたこと、と指摘する。
③についてはかなり有名なことであるが、そうした指摘に対して坂東氏は答えた。
 行動展示をするためにハード面の整備に力を入れ、「ペンギン館」、「ほっきょくぐま館」、「あざらし館」などを次々とオープンさせたが、同時にソフト面の充実にも力を注いだ。
 ①ワンポイントガイド、②もぐもぐタイム、③手作りパネル、④こだわりガイドなどなど…。動物と観客の架け橋となるようにさまざまな工夫をしてきた、と…。

 そしてこれからの旭山動物園について坂東氏は意味深いことを述べていた。それは…、
 「これまでの旭山動物園は動物と観客の架け橋となるようにいろいろと工夫を凝らしてきた。これからは動物園の動物たちと彼らのふるさとをどう繋げていくかを考え、実践していきたい」と…。
 そのことを実際にオランウータンのふるさとボルネオで「ボルネオへの恩返しプロジェクト」という形で取り組んでいる様子について報告してくれた。また、北海道内にエゾシカが異常繁殖している状態についても関心を抱いていると…。

 さらに坂東氏は動物の気持ちを大切にして伝える努力は続けなくてはいけないが、お客さんを増やす努力はしようとは思わないと…。入園者数云々を論議することから、動物園の意義を論ずる本質的な論議がしたいと強調した。

 私は坂東氏の話に納得する部分を感じながらも、氏の話に危うさのようなものも感じながら聞いていた。
 坂東氏は私から見ると、たぶんに学者的、職人気質的な人に見えた。
 果たして施設の長(動物園長)として人をまとめていくという立場に相応しい人だろうか、と少しだけ感ずるところがあった。
 また、坂東氏の話の中に前園長の小菅正夫氏の名前が一度も登場しなかったことが不思議でならなかった。

        
        ※ 開演中の写真はNGなので開演前にステージを写したものです。

 最近思うことがある。人間にはリーダーに相応しい人間と、サブリーダー的な立場の方が自分の力を十分に発揮できるタイプがあるように思える。
 私の坂東氏に対する印象はどうしてもサブリーダー的なタイプが相応しいのではと感じてしまうのだがどうなのだろうか?
 私の観察が違っていることを願いたいのだが…。

札幌Cafe紀行 46 cafe mamas

2010-12-05 19:22:38 | 札幌Cafe紀行
 カフェというよりはどこかの居間にお邪魔したような家庭的な雰囲気の中で久しぶりに妻とのランチを楽しんだ。店内の雰囲気ばかりでなく、出されたランチも家庭的な味を楽しめるランチだった。

        
        ※ ご覧のように一見別荘のような外観をしたCafe mamasです。
 
 Café mamasはテイネオリンピアスキー場に向かう途中の高速道路の高架を潜る手前の木立の中にありました。
 自宅を改装したという店はリゾート地の別荘のような感じの外観でした。
 店内は靴を脱いで入店する方式でしたが、高さのある天井が最近のおしゃれな家のリビングといった感じです。

        
        ※ 私たちが使用したテーブル&チェアです。

 そして店内にはテーブル席もありましたが、どこかの家庭のリビングのようにソファ席も用意され、お客さんが寛げる雰囲気も演出しています。

        
        ※ こうしたソファ席がこりカフェの特徴の一つでしょう。

 オーダーは、私が「mamasランチプレート」(1,000円 ドリンク付)を、妻は「あんかけ中華」(800円)をオーダーしました。

        
        ※ 文字通りワンプレートに全てがのったランチプレートです。

 「mamasランチプレート」の内容は、
  ・ポークチャップ
  ・グラタン
  ・マッシュポテト
  ・ナスの味噌和え
  ・野菜サラダ
  ・みそ汁
  ・ご飯
という内容でした。
 味の方は、奇をてらわずそれぞれにしっかりとした味付けがなされており、十分に満足させてくれる内容でした。特に私は熱々のグラタンが気に入りました。

        
        
 食後に出されたブレンドコーヒーも美味しくいただけました。

        
        ※ こちらは妻がオーダーした「あんかけ中華」です。

 市内からは少し離れていますが、ちょっと車を走らせて郊外へと言った感じで、ランチを楽しんだり、コーヒーを片手に静かに談笑するには相応しいカフェといった感じでした。

【café mamas データ】
札幌市手稲区手稲本町5-1-1-30
電  話 011-694-3311
営業時間 11:00~17:00
定休日  日・祝
座  席 15席
駐車場  有り(5台)
入店日  ‘10/12/02


札幌競馬場 ターフ・イルミネーション

2010-12-04 08:14:53 | 札幌(圏)探訪
 白い恋人パーク イルミネーションを見た後、札幌競馬場でもイルミネーションが点灯されているとの情報を得たので寄ってみることにした。期待していたのとは少し違っていたが、特徴のあるイルミネーションだった。

 競馬場とイルミネーション? イメージがいまひとつ湧かなかったのですが…。
 ただ、ターフ・イルミネーションというネーミングから、競馬が休みの冬期間に走路を利用して競馬場ならではの壮大な(?)イルミネーションを見ることができるのでは、と期待して寄ってみた。

 さて、実態はどうだったのでしょう?

       ↓

       ↓

       ↓


 私の期待はもろくも崩れ去った。
 イルミネーションは競馬場の外の正門前の広場を使って行われていた。
 残念ながら、ターフの「タ」の字も見えないところでのイルミネーションだった。
 少しガッカリしたのだが…。

        
        ※ 札幌競馬場ターフ・イルミネーションの全体像です。

 イルミネーションは大きく二つの構成要素からなっていた。
 一つは大きなツリー型のイルミネーション(高さが15mとのこと)だった。
 もう一つは周囲の街路樹を利用したイルミネーションがあった。こちらは電球の色を黄金色にしていたところが、一攫千金を夢見る競馬場に相応しい色なのかな???

        
        ※ 黄金色(?)に映ったイルミネーションです。

 大きなツリー型のイルミネーションが刻々と色が変化していくところが大きな特色だった。写真では三色しか紹介できないが、途中でツリーの中に疾走中の馬が現れたり、色が混じったツリーが現れたりと変幻自在の変わり様は見ていて飽きないほどだった。

              
        ※ ツリーのイルミネーションは次々と色を変えました。

              

              

 使用した電球の数が、10万個とも、4万8千個とも言われているが、いったいどちらが正解なのだろうか?
 まあ、数が問題なのではなく、どれだけ人の目を楽しませてくれるかが大切なことなのだろうけど…。

        
        ※ 競馬場に架かる陸橋の上から遠景を撮りました。


※今日はこれから野暮用で出かけ、帰宅が23時過ぎになりそうなので、異例の午前早くの投稿になりました。

白い恋人パーク イルミネーション

2010-12-03 11:41:48 | 札幌(圏)探訪
 イルミネーションが映える季節になってきた。先日降った雪が消え、ホワイトイルミネーションとはならなかったが、白い恋人パークのイルミネーションを見た。

 札幌でイルミネーションというと誰もが大通公園のホワイトイルミネーションを思い浮かべるくらい有名である。
 しかし、それ以外にもけっこう有名なイルミネーションがあると知り、出かけてみた。

 白い恋人パークは石屋製菓の本社工場があるところだが、社屋や社屋周辺を夢のある空間に演出していることで知られている。夏期間の色とりどりの花をあしらったガーデンも素晴らしいものがあり、市内定期観光バスの目的地にもなっている。

        

 そのガーデンの冬仕様がイルミネーションである。
 白い恋人パークのホームページによると、電球約10万個を使用しているとのことである。
 その素晴らしさの全てを伝えることはできないが、雰囲気だけはなんとか伝わるのではないか。まずはご覧あれ!

        

        

        

 さすがに企業のイルミネーションである。色や形の組み合わせが非常に巧みに感じられる。
 特徴的なのは、社屋など建物の形に添って電球を配置した電飾がその色遣いとともに、他との違いを際立たせているように見えるところだ。

        

 この光景に雪がないのが残念である。
 背景に雪があると光が一段と映えるであろう。
 雪国にイルミネーションは似合っている。

ランチタイムセミナー「おひるの科学」

2010-12-02 10:25:55 | 講演・講義・フォーラム等
 公的な組織や機関が自らの存在価値をPRすべくセミナーやワークショップなどさまざまな手段で市民にアピールしている。このランチセミナーは「北海道立総合研究開発機構」(この機構のこと知っていましたか?)が開催したセミナーである。
 
        

 北海道立総合研究機構とは、これまで道内に点在していた農業試験場とか、水産試験場、林業試験場など22の道立の試験研究機関を統合し、本年4月にスタートした新しい研究機構ということだ。
 統合したことを一つの契機として各試験研究機関の取り組みの成果の一部を市民(道民)向けにPRしようと道庁の1階の交流広場を会場にして昼休みの時間に開催している。
 私は今回初めて知ったのだが、ランチタイムセミナーは7月からすでに7回開催しており、今回は8回目の開催ということだった。

        
        ※ 講師を務めた道総研の吉田研究主査です。

 今回のテーマは「リサイクル革命! チョークは海から創られる」というもので、ホタテ貝の貝殻を活用して教材用のチョークを製品化したという話だった。
 ホタテ貝殻は以前は邪魔物として廃棄されていたが、現在では研究開発が進み土壌改良剤やアスファルト舗装の原料、人工漁礁の骨材など、さまざまな分野に利用され循環利用率は99.7%ということだ。
 その中にあってチョークの原料として注目したのは、ホタテ貝殻が高純度・高白色度の炭酸カルシウムからなっていて、この貝殻の粉末が特徴的な結晶構造であることに注目し道内のチョークメーカーと協力して開発・製品化に成功したということだ。

        

 ホタテ貝殻製のチョークが他のチョークより優れている点は、高純度・高白色度のために滑らかな書き味、白色度を増した鮮明さを実現させたということだ。 
 こうしたことを化学屋さんらしく、具体的なデータをもとに説明してくれたので良く理解することができた。

 それにしてもたかがチョークと思っていたが、チョークの世界も進歩しているようだ。
 これまでお目見えしていなかったような色チョーク、蛍光色チョーク、マーブルチョーク(どんなチョークか調べてみてください)、極太チョーク、そして色覚異常者のためのチョークと、さまざまなチョークが開発されているようである。

        

 ランチタイムセミナー、いいんでないかい?