鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

今日の広瀬川・鮎の詩

2007-04-16 23:19:05 | お知らせ

 今日の午前中は何とかもったものの、午後からは雨降り、時間とともに小雨から本降りになったりの不安定な天気。

 おまけに気温も上がらず、最高気温が7.5度とか。昨日は11.4度。一昨日は18.9度という高い最高気温だったのですが。

 ちなみに、16日の最高気温ですが、2月は7.0度、3月は8.8度となっています。3月より低く、2月とほとんど変わらないという状況です。

 桜にとっては、この低温はいいようで、お花見が少しでも長く楽しめるようです。桜にとってではなく、人間にとって都合がいいということですよね。

 

 昨日、過去の書類の整理をしていたら、こんなものを見つけました。ご紹介します。

 

 「鮎の詩」 : 伊藤 文明

鮎よ 鮎よ 鮎よ

お前は 何とさわやかなのか

お前は 何と穏やかなのか

鮎よ 鮎よ 鮎よ

ラララ ラララ ラララ

 

鮎よ 鮎よ 鮎よ

お前は 何とたくましいのか

人間共の虐殺から じっと耐えて

大きな岩の陰に潜んで

平和の時が来るまで 身を隠す

ラララ ラララ ラララ

 

神よ 神よ 神よ

あなたの力で この鮎に

平和と安らぎを 与えてください

平和と安らぎを 与えてください

 

 この詩は、歌うための詩のようです。

 「歌曲・テノールとパイプオルガンのための作品」となっています。

 

 作詞・作曲した伊藤さんは、広瀬川をこよなく愛する詩人であり、音楽家ということで、仙台市内でコンサートやライブを行っているようです。全く知りませんでした。

 彼も広瀬川の近くに住んでいるようで、子どもながらも、大人に交じって、腰まで水に浸かりながら、早朝や夕暮れ時に鮎釣りに興じたそうです。

 去年、私も子どもの頃の思い出として、増水後の水溜りでの魚取り(手づかみです)のことを書いたことがありますが、伊藤さんもそのようなことを経験していました。

 「台風が来て、大水が出た時は、宮沢橋の橋脚のくぼみには、必ず水がたまります。そこには鮒やナマズやオイカワやはやが逃げ場を失い、必ずといってよいほどたまっています。ですから、その状況を見たときは、誰よりも早くその場所に、バケツと網を持って雑魚すくいに行くのが最高の楽しみでした。」と「広瀬川と私」というコメントの中でいっています。

 

 これからは、伊藤さんの動向にも注目していこうと思っています。

 

 写真は、今日の午後3時過ぎの広瀬川です。雨の中の撮影ですが、まだ川は濁ってはいませんでしたし、水量も1週間前とほとんど変わっていません。


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