鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

男はどうなる?

2007-04-27 23:10:20 | お知らせ

 テレビでは確か昨日の夜に放送されましたが、それと同じことは既に新聞に掲載されていました。

 

 4月17日の朝日新聞です。見出しは、「男児の出生率減少」「米大学調査 日米で70年代以降」というもの。

 記事の内容は、日米両国で70年代以降、男の赤ちゃんが生まれる率が下降傾向にあることが、米ピッツバーグ大学などの調査で分かったと。70年代の男女比を基準に試算すると、数字の上では過去の30年間に両国とも13万人前後の男児が女児になったことになるというもの。

 さらに、新生児のうち男児の割合は、日本では99年までの30年間で51.72%から51.35%に落ちていたという。

 

 何が原因かと言うことが気になるところですが、一番肝心なその説明は、いままでも言われてきた「環境中にあるなんらかの汚染物質が、男女を決める遺伝子に影響を及ぼしているかもしれない」というだけ。

 

 男性の精子の量が減少してきているということはかなり前から言われてきたことであるし、環境が遺伝子に影響を与えているのではと言われてきました。

 でもその時は割りとマスコミも騒いだと思うのですが、その後は何の報道もなかったのではないでしょうか。

 

 もともと生まれてくる男女比は男105-女100と言われてきたと思います。なぜ男の方が多く生まれるのかというと、女に比べて育てるのが大変だから、つまり生命力が弱いからだと聞いてきました。(新聞の記事では、30年前の男女比は51.72%-48.28%となり、女を100とすると男は107になります。30年後は、51.35%-48.65%だから、105.5-100となります。)

 生まれたときは男の方が多くても、20歳を過ぎる頃には丁度よくなり、その後は男の方が減っていく。

 どちらが長生きできるかと言えば、圧倒的に女の方であり、平気寿命では8歳くらいも差があります。(でも、その中身を見てみると、寝たきりになって長生きしているのが女ということがいえますが)

 

 染色体でいえば、XXの女に対して、男はXYです。大事な染色体はあくまでもXであって、Yにはほとんど何の重要性もないと記憶しています。染色体で大事なのはXで、Yはどうでもいいものであったら、その大事なXを二つも持っている女性に男が太刀打ちできるわけがないでしょう。

 男はもともと弱いのです。その弱い存在の男が環境の変化(悪化)の影響を、女よりも先に受けると言うのは当たり前のことで、身をもって女性に警告を発しているわけです。坑道の中のカナリヤです。

 

 女性の皆さん、男を大切にしましょう。いたわりましょう。

 

コメント (2)
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