鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

アヒルと鴨の・・・

2007-04-28 22:50:40 | 提案・要望

 「楽天」、10-2で完敗。うまくいきません。

 といっては贅沢か?ここまで粘り強くなったのだし、着実に今までよりは強くなってきたのは確かですから。

 ここはあまり一挙手一投足?に浮かれたり、落ち込んだりしないようにして、静かに応援していきましょうか。

 

  そして、「ベガルタ仙台」はこのまま負け知らずに、勝つか引き分けだけでシーズンを終わったらどうなるのでしょうか??

 

 5月中旬、13日か、ほとんど仙台市か仙台市周辺でロケが行われた映画「アヒルと鴨のコインロッカー」が一般公開されます。

 タウン誌等によると、仙台周辺では結構映画のロケが行われているのですね。

 『半落ち』『千の風になって』『東京タワー』『フラガール』そして『アヒルと鴨のコインロッカー』。これから公開予定の映画としては、『自虐の詩』『実録・連合赤軍ー浅間山荘への道程』『SUKIYAKI WESTERN DJANGO』があるそうです。

 せんだい・宮城フィルムコミッションによると、昨年県内ロケに協力した映画は8件、テレビのドラマなどは21件もロケに協力してきたそうです。

 

 「アヒルと鴨のコインロッカー」に戻りますが、近々映画が上映されると言うことで、それに合わせて、街の書店では、原作者の伊坂幸太郎の本が前のほうに山積みされています。

 個人的には彼の本は一冊も読んだことがありません。旺盛な執筆活動をしているようですが、読んでみようかなという気にはなれませんでした。

 でも、今回初めて、東京創元社の文庫本を買って「アヒルと鴨・・・」を読んでみました。あまりに前評判がいいし、映画化が難しいと言われてきた「アヒルと・・・」を原作者も納得するような形で映画化したといわれているので、ついついというか、とうとうというか買ってしまいました。

 

  お昼休みを中心に読んだのですが、私にはきわめて平板な、盛り上がりのない淡々とした、しかし読みやすい小説だったとしかいえません。

 圧倒的なとまではいわなくても、感動らしきものはありませんでした。感覚が鈍いのでしょうか。不感症なのでしょうか。自分としては、そうは思ってはいないのですが・・・。 

 

 読みやすいとはいえます。すらすらと進みますが、ただそれだけ。いつの間にか最後となってしまいました。何?これでいいの?と自問自答してしまいましたが、致し方ありません。事実そうなのですから。

 ただ、よく考えられているというか、よく練られているストーリーだとはいえます。

 読み進むにつれて、納得していきますが、ただそれがあまりにうまく収まりすぎている、できすぎているという感じがして、いくら小説でもそれはないだろう、もっと理不尽なことというか、不条理というか、うまくいえませんが、そういうものがあってもよかったのではないか、というよりもあるべきではなかったか、そんなことを思ってしまいました。私の正直な感想です。

 

 この本を読んで感動した、映画を楽しみにしていると言う人に対しては、水を差すようで申し訳ないですが、私としては映画は見るつもりはありません。


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