鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

きょうも風が強く、

2016-06-02 14:17:20 | 思いつくまま

 きょうも朝から風はありましたが、午後になって一段と強まり、ヒューヒューぴゅーぴゅーと自由奔放に吹きまくっております。 そとは明るく眩しいくらいの陽気なのですが、風の勢いはとっても強いです。

   (午前9時10分頃。東空には重苦しい雲がかかっていました。)

     

 

 広瀬川はまた一段と減水し、川底の岩盤がむき出しになっております。 ここまで来ると何か哀れを誘うように感じます。こういう状態でもアユが釣れるのであれば、嬉しいです。どこでも歩いて行けるから。

 

 そのなかでも本流の右岸よりにはカモの群れが憩っていましたが、きょうはすぐに飛び立っていきました、上流へ。

            

 

            

 水はなくなり、草ばかりが伸び放題です。私の身長くらいにも成長しています。それにしても草の生命力はすごいですね、凄まじいくらいといってもいいです。

 

     

 

 きのうはお昼に古舘いわく、ケチなんかではなく「税金泥棒」舛添の釈明の所信表明演説、夜はお坊ちゃま独裁者の自己正当化に終始した、言葉の軽い無責任極まる会見(政治家にとって言葉のもつ重みというのはまったくその時々だけのもので、そのごはナントでもなるもののようです。)を聞いて不愉快でしたが、10年来のブログでの友達の今年初めての鮎釣りの釣果報告を聞いて、こちらはすごいと、かつ羨ましいと思いました。

 

 ご本人は納得されていなかったようですが、午前7時から午後3時30分頃までの竿出して、合計15匹の釣果でした。 私の地元広瀬川で解禁日に15匹以上も釣れたのは何年前のことでしょうか。まったくもって思い出すことさえできません。

                     

 7時の水温は17.4度とのことで、ウエダーを履いても寒かったようです。その15匹の中身がこれまたすごいのです。すべて17センチ以上の大きさで、22センチや23センチのアユも混じっていたというのですから、もう何をかいわんやです。さすが九州ということなのでしょうか。

  

 あの地震の前でしょうか、広瀬川でも解禁当初から大きな鮎が掛かりました。24センチクラスの大きなアユが掛かりました。 もちろん数はでませんが。 今思い出しても地元広瀬川は”大アユの釣れる小河川”であることよとそれなりに喜んだりしたのですが、すべては昔の話しです。昔々の古き良き時代?の話しです。

   

 

            

 さてこれはどこの会場で、何の会合でしょうか。場所は仙台国際センターの大ホールです。1000人収容可能のホールだったかな。そこに約700人近くが集まりました。

 

 こういう集まりでした。5月29日日曜日午後0時30分から4時30分までの長いシンポジウムです。

        

 主催は「脱原発をめざす宮城県議の会」と「市民による女川原発の安全性を問うシンポジウム実行委員会です。 今宮城県会議員は59名くらいいるのかな、そのなかで自民党や公明党を除く議員の大半が参加しているようです。20人いるとか。

 前半は二つの基調講演がありました。福島県浪江町町長の馬場 有氏と環境経済研究所代表の上岡直見氏の講演です。

             

 その後にこのようなパネルディスカッションが開催されました。

 

 鈴木絹江さんはNPO法人ケアステーションゆうとぴあ理事長でご本人も障害者です。ユニークなのは二上洋介さんで、彼は現役の石巻市役所の総務部次長で原子力・防災担当ということです。その立場でこういうシンポに出るのはかなりの覚悟が必要でしょうし、大したものです。でもちゃんと市長のOKをとって来たそうです。市長もその意味では大したものです。

        

 詳しい紹介はできませんが、いろんな人たちの話しのなかで特に印象に残った言葉は下記のとおりです。

 『非常時・緊急時には現場から的確な情報があるとは思わない方がいい。』

 『放射性物質の流れは、距離だけではなく、気象条件と地形に影響される。』

 『女川原発にもしものことがあった場合には、地形から言ってほとんどの放射性物質は県内に落ちてしまう。』

 『「80キロ以上の避難」ということは、アメリカで白人の30代の兵士をモデルにして、1ミリシーベルトまでということで決められた。』

 『(避難計画について)要援護者の避難計画はひとりひとりの避難計画となり、計画の作成は問題点を洗い出す。』

 『(役に立つ避難訓練は可能かという質問に対して)訓練なくして避難はできない。訓練以上のことを現場でやろうとしてもそれは無理。上手くいった訓練はない。何がうまくいかなかったかを知るのが訓練。』

 『訓練には必ず障害者と高齢者を混ぜた訓練が必要で、その積み重ねが大切』

 『民生委員は高齢者が多いので、若い高校生たちと情報交換して連携して行動しては』

             

 この福島県田村市の大渋滞の写真は何を言おうとしているか?「交通密度」というものがあり、1キロメートル当たり何台詰まっているかを表しているそうで、田村市では、通常時の道路状況は20秒に1台通る程度で、ピーク時でも60キロ/h程度でほとんど他車からの制約なしで走行できるという状況であったが、原発事故のときに一斉に車が動き出したためにこのような長い渋滞を引き起こしてしまった。

 グラフでは、1キロの中に車が60台詰まると、時速13キロに落ち、120台詰まるともう歩く速さ以下となるということのようです。

 シンポの結論めいたことは、女川原発に事故が起きたら逃げられない ということです。だらこそ 脱原発が必要なのです。

 

 会場で販売されていたので買ってきました。熊本の「焼かりんとう」です。一旦食べだしたら止められません。

         

            

 

 風は止みません。 いやあ不思議です、きょうラジオで2回聞きました、ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」です。 朝の5時と午後4時前です。いい曲です。心に沁みます。

コメント (2)
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