鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

やった!出た!25センチオーバー

2018-08-16 14:42:17 | 広瀬川

 

            (午前8時10分頃)

          

 

 今日は朝から降ったり止んだりの不安定な天気。山形県や秋田県ではまたしても大変な豪雨が降ったりしているようです。ついていませんね。 ようやくこれからがみちのくの鮎釣りの本番だという気持ちでいたのに、またしても振出しに戻ったかのような淋しい気分です。

 

       

 まずは、今日朝方の広瀬川です。きのうよりも3~5センチ増水していたかな。

 

       

 

 きのうのから;

 何と言ってもお盆にはこれですね、おはぎ。 それも秋保の佐市のおはぎです。

 あんこ: 

                   :ごま

 きなこ:  この順番に好きです。

 市内のデパートの地下で買います。何でも一人で30個も買う人がいたそうです。いやはや。 きのうのお昼に3種類のおはぎを各1個ずつ食べました。夜はあんことごまを各1個、そしてきょうの昼はあんこ1個を食べました。そうすると合計6個食べたことになります。

 私が子どもの頃はおはぎは自家製でした。ずんだも作ったですね。むかし話です。

 

 そしてきのうも夕方から広瀬川に入りました。午後から入るつもりでしたが、昼食の後は雷様が鳴りだしました。しばらく様子を見て、雷様は止んだかなと思ったら今度は雨降りです。全くついていません。まあ極めて不安定な天気が続いているので仕方がないのですが。

 午後3時45分頃家を出て川へ。向かうところは、釣れない中でも何とか掛かっている牛越下流の水深のある絞り込まれた急瀬としました。第1堤防を歩いて向かっていると、反対側からもう止めた感じのガラガケの人とすれ違いました。

 あいさつをしたら、わざわざクーラーを開けて掛かった鮎を見せてくれました。たった1匹だけど大きいのでこれで十分満足といいながら見せてくれた鮎はとても立派な21センチクラスの鮎でした。そしてそのとき第2堤防(本当の堤防)を歩いて澱橋方面へ向かう投網師の姿が見えました。そしたら彼はもうこの辺は投網で浚われていると、言いました。

    

              (牛越橋)

 いよいよ目的の場所が近くなってきましたが、何となんとナントそこには二人の友釣り師がいました。ひとりは休憩中で若い人が竿を出していました。休んでいる人にあいさつして釣果はどうかと聞きました。 何でも午前10時から竿を出していたようですが、全く掛からず、午後になって最後のオトリでようやくポツポツ掛るようになったとのこと。具体的な数は言いませんでしたが、4,5匹は取り込んだのではないかと思いました。

 それでここには入れないので、もっと上流の急瀬の右岸ヘチから竿を出すことにしました。竿はシマノの珪石90-95H2.75です。水中糸は複合メタルの0.08号で、ハリは7号クラスの4本イカリです。 

 

  (二人の姿が左端に見えます。狙いは右岸側です。)

 でも掛かりません。それもそのはずさっきの人が言うには上流のトロや早瀬付近では全く掛からなかったと言っていましたが、やはりその感じでした。でもふと下流を見ると2人の姿が見えません。どうやら帰ったようです。ということで目的の流れで竿を出せるようになりました。問題は二人でどれだけ釣られてしまったか?です。でも全くいなくなったわけではなかろうと自分に言いきかせての竿出し。

 

 こういうところです。

  ① 

       ② 

 ③ 

 ②の流芯から右岸寄りに少し弱くなったオトリを泳がせていました。背バリを深めに打って何とか沈めていました。この真上にはヤナギの木がありますので、竿や天上糸を気をつけないといけません。

 そしたら4時25分過ぎでしょうか、竿が重くなりました。そして下流に持って行かれます。これはゴミか?きのうのきょうだからまだゴミは流れてくるだろうと思いました。それで釣り下りつつ竿を立てようとしましたが、どうも単純なゴミではなさそうで、もしかして鮎が掛かっているのではないか!と思い始め、気分は一気に明るく前向きになります。

 何とか流芯を横切り左岸へ導きましたが、夕暮れ時?ということもあるのでしょうかどうにも水中糸が見えません。目印もどこにあるのかさっぱり分かりません。竿を見て芯竿の曲がり具合で掛り鮎の居場所を確認しようとします。

 何にしても魚が掛かっているのは確かで、それもかなり大きいようです。どんなに竿を立ててもオトリ鮎さえ浮かんできません。浮かぶ前にまた流芯へ逃げようとします。そういうやり取りを数回しましたが、そうなるとこれはもしかしてもしかしたか?バスならぬ”二ゴイ”かあ~と思わずにはいられませんでした。

 それならそれで左岸に寄せて、せめて写真だけでも撮ってやろうと思って格闘します。そのやり取りをする中、いやこれはやはり鮎である、大きな鮎が掛かっている、これは慎重に行こうと思い直し、左岸の浅瀬で格闘します。

 そしたらとうとうオトリ鮎の姿が出てきました。よしっもう少しだと言いきかせ、タモを竿のそばに添えて抜きの態勢に入ります。そして思い切って抜きました。辛うじて水面ギリギリを飛んできてタモに無事おさまりました!!!!見てください。

 

 でかいでしょう。 もう一枚いきます。 いかにオトリ鮎が小さく見えるか!!!ゆうに25センチはオーバーと直感しました。

 

 いやあやりました!!居たのです、こんな巨鮎が。さすが広瀬川です。(きわめて少ないが)大鮎の川、広瀬川です。 エラの上の方にハリ掛かりです。この2匹には引き船で休憩してもらいます。

 もう1匹の元気な養殖鮎を取りだしてセットします。 ②から③の右岸寄りを泳がせます。そしたら約15分後くらいですか、またしてもゴミが絡まったかのように竿が重くなって下流に持って行かれます。まったく強烈な当たりというものはなかったのです。先のことがあるもので慎重に左岸に寄せます。

 これも鮎が掛かっていました。今回もなかなか浮いて来ませんし、どこにいるのか全く見にくいのです。時間帯、逆光ではないな、のせいでしょうか。 まあこれも悪戦苦闘の末、でもこれぞ鮎釣りという鮎とのやり取りを楽しみました。これです、2匹目。

 

     これも大きいです。 

 大きい鮎ですが、最初の鮎ほどではないです。23センチくらいかな。  まだ養殖オトリは元気そうだったので、継続して頑張ってもらうことにしました。でも 掛 か り ま せ ん。それで2匹目の大鮎で流芯を攻めてみようと思いました。

 もちろん背バリを使わずに攻めてみます。①から③の流芯を泳がせます。居たらすぐに掛かってもよさそうなのですが、掛かりません。もうきょうの分は終わりかな・・・・なんて思ったりしていると、いつしか養殖オトリではなかった”根掛かり”が発生していました。こんなものですよね、御同輩。

 竿を収納して天上糸を持って下流へまわり、慎重に抜こうとしたのですが、結局は下の付け糸から切れてしまいました。不思議なことにあまりガッカリはしませんでした。まあ写真は撮っておいたし、証拠はある、これでも止むを得ないかと自分を納得させて納竿です。結局は1時間弱の竿出しでした。午後4時5分からスタート。

 でもようやく巨鮎と言っていい鮎が掛かりました。

 

 25.7センチくらいありました。早速焼いて食べました。美味かったです。広瀬川の鮎は思っている以上に美味ものです。

 例によって引っ張りに引っ張りまして長くなりました。読んでくれてありがとうございます。

 

 

 

 


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