(午前8時25分頃)
今日も暑いです。22日、23日と34度超えの日が続いたのですが、きのうは27.4度が最高でした。 きょうは午前10時で33.3度、午後2時は34.4度となっています。
一体いつまで酷暑は続くのでしょうか。
実はきのう夕方近くに養殖アユが心配になって川に行ってきました。確か日曜日に活けたままだったので、その後ひどい濁りも入ったし半分はもう死んでいるだろうという気で、ウエダーを履いて鮎釣りとしては簡易な服装で川へ。
そしたら何ということ?養殖アユは健在でした。お元気でした。さすが養殖アユですね。掛かり鮎の野鮎ならこうはいきません。とっくにお陀仏し、腐敗し始まっていることでしょう。せいぜい15、か16センチくらいの小さい鮎ですが、逞しいところがあります。
上の写真のほぼ中央付近から釣りはじめました。澱橋上流です。竿はシマノの「輝石90H2.75」です。時間は午後3時45分から5時30分です。水温は23度。周りには誰もいません、釣り人は。高校生とかはいました。
水中糸は複合メタルの0.08号(毎度毎度の)です。下の付け糸はナイロンの0.5号とやや太めです。
上の写真の中央付近にオトリ鮎を誘導しようとしていたら、その手前でガッツーンという実も心も震えるような強烈な当たりが伝わってきました。 いやあ竿を出している本人が一番びっくりしました。まさかこの瀬で掛かるなんて思ってもいませんでしたから、正直。
①-1
①-2
①を見ると掛かり鮎の大きさがお分かりでしょうか。養殖アユとの違い、こんなにも大きさが違うのです。やはり小さいオトリには大きい鮎が掛かるというのは確かなようです。しかも完全な背掛かりでした。
今どきの広瀬川で連続して鮎が掛かるなんてことは期待できません。澱橋の上流で掛かってくれただけでも御の字です。 あっそうそう、今回は養殖オトリが元気でしたので、掛り鮎をオトリに使うことは止めて、最後まで養殖アユで行ってみようと決めました。
少しづつ釣り下ります。 そしたら流れの中で目印の動きが何かおかしい感じ。フワフワゆらゆらしているというか、何かが掛かったかのよう。でも当たりは全く伝わってきませんでした。もしかしてかかっているかもしれないので、慎重に左岸側へ誘導します。これがまったく素直に誘導されるのです。
左岸側へ誘導したので、竿を立てて糸を張って一応抜きの態勢に入ってみようとしたら、そこからがガラッと変わり、右岸へ、また下流へ逃げようと動き回ります。強いです。浮いて来ません。オトリ鮎も見えません。
何回かやり取りしている内にオトリ鮎も姿を見せ、何とかして抜こうと必死になりました。いやあ辛うじて水面すれすれを飛んできました。無事キャッチです。
②-1
②-2
どうですか?オトリ鮎と掛かり鮎の違い、その大きさに圧倒されませんか。こんな小さい養殖鮎に、こんなに大きい野鮎がアタックするのです。チビ鮎に天晴でしょうか。
養殖アユは2匹ありますので、交換はしています。 その後やや右岸寄りの早瀬を泳がせていると、グググッという前当たりが伝わり、その後ガガーンという強烈な当たり。一気に右岸側へ逃げようとします。そうはさせじと必死に耐えて、何とか左岸側へ導こうと滑って転ばないように気を付けながら下ります。まあ何とかキャッチしました。
前の2匹よりはちょっと小さいかな。
③-1
③-2
3匹が掛かったのは開始から45分以内です。その後はぱったりと止まってしまいました。色々と動きましたが、挙句の果てはそうです、根がかりです。養殖オトリをロスしました。その後も別の養殖オトリで動きましたが掛かりませんでしたので、この養殖アユを放流して今日の釣りはTHE ENDです。
今日の実験で改めて分かったことは養殖オトリ鮎は強いということ、小さい鮎には大きい鮎が攻撃してくるということです。小さくても元気な鮎ならオトリとしてOKです。
こういうところです。