こんな時でもないと出掛けるなんて、なかなか出来ないので
二~三日前に急に思い立って
新潟の朱鷺メッセで行われている『世界の蘭展』を見に行ってきた。
昨日は私たち夫婦の何十回目かの結婚記念日にあたる。
息子も休みでデートもなく家にいたので誘ったが
どうぞお二人で…邪魔はしませんから!と。
今更どうということもないが、二人で出掛けることにした。
ガソリンを満タンにして、出発は八時ジャスト!!
若松市内から北会津、そして会津坂下町を抜け
山また山の虚空蔵尊圓蔵寺の柳津・西会津を過ぎると新潟との県境だ。
その頃から晴れ渡って暖かかった天気が崩れ始めて、新潟県に入ったら雪になっていた。
やっぱり 豪雪地帯だよ~ 会津は天気だったもん…と
好き勝手なことを話しながら、雪はますます風に乗って舞い上がっていた。
なんせ 新潟へ行くのは、何十年ぶりか?
確か息子が小学生の頃、マリンピアの水族館を見にいった以来だったような気がする。
ナビは息子の車にしかついてなかったし、ネットで調べた地図を頼りに
なんとか無事朱鷺メッセに辿り着く…。
すでに雪は止んで青空が顔を出していた。
今度はあちこちにある駐車場が満杯状態で、それでも20分位待っただろうか。
新潟以外に宮城や長野・福島…各県ナンバーの車でいっぱいだった。
それほど有名なイベントなんだと、あらためて感心してしまった。


駐車場から約五分。朱鷺メッセ会場に到着!
建物の高さにビックリ! まず 会津にはない代物だ。
会場は土曜日だったせいか、かなりの人数で人・人・人の波だった…。
しかし 何千種類の蘭の花には圧倒されっぱなしで
世界中の蘭が集まった会場、花の管理も大変なんだろうな~と、変なところで関心する。
とにかく撮ってきた写真を見てもらえば納得するのではないかと思う。
それでもまだまだ撮り足りないくらいだった…。







各賞に輝いた蘭たち。



会場から外を見れば海…波止場。
会場を出ると、通路に新潟県の県花であるチューリップが
所狭しと数え切れないほどの種類が展示されて
入場料1500円払っても惜しくないイベントだった。
行きは良い良い…帰りは怖いと言うが、帰りの天気もバッチリ晴れ!
帰巣本能があるのだろうか?
それとも 会津にしか生息できないのだろうか?
帰りの車も少なく、かなり吹っ飛ばしたせいもあるのかも知れないが
行く時に三時間半かかった時間が、帰りは食事時間を入れても三時間で帰れた。
本当は夫と交代で運転するつもりだったが、走行距離約250キロ、一人で運転してしまった。
昨日も60キロくらい走ったのだが、私は運転をするのが好きなのかもしれない。
運転は楽しい…趣味の一つにドライブを付け足さなくては!と思った。