我が家のヒメ様、お外デビューを果たしたが
会津の方は時々思い出したかのように雪になったりする。
今日も昨日からの雪が一晩止まずに降っていたようで、家の辺りには、一面の雪!
冬来たりなば春遠からじとは言われるが、春が来るのを忘れてしまってはいないだろうか?
かたや、桜の話題がチラホラと…なのに。
そんな不安定な天気なので、我が家のヒメ様夜だけは家の中にケージ入り娘としている。
しかも 最近ヒメ様、女の子になられたようで、生後約半年で早熟だろうか?
普通9ヶ月くらいで、女の子になるようなのだが個人差…個犬差かな。
あの暴れん坊ぶりを見ていると、とても女の子と思えないのがアンバランスな感じだ。
我が家の夫は、前の子であるチョビのこともあるので
一回か二回くらいは子をとった方が子宮の病気になりにくいと言われていたので
それなりの考えはあるようなのだが内心は
『どこぞの馬の骨ともわからんヤツに、うちのヒメ様の相手はさせられん!!』という事らしい。
子宮の病気とは
子宮蓄膿症と言い、大腸菌などの細菌の為に子宮内に炎症化膿を引き起こす。
この病気になりやすいのは、避妊手術を受けていない中高年齢期のメス犬で
最悪子宮が破裂して膿が腹腔内に飛び散って腹膜炎を起こし
病原菌の毒素が体中に回ってひどい腎臓障害や多臓器不全、敗血症を引き起こして死に至る。
チョビは子宮蓄膿症の後遺症で亡くなった。
ちょっと、チョビの事を思い出してしんみりとしてしまったが…。
ところで、その『どこの犬だろう!』とは
昨夜10時頃、仕事の為にまだ帰ってこない息子の夕食の温める準備をしていた時に
台所の窓を見たら、雪が舞い上がっていた。
どのくらい積もったのかと外に出てみたら、ヒメハウスにヒメがいた?
うそ! 夕方には家の中に入れたはずなのに、ボケてしまって入れ忘れたのだろうかと
家の中へ入ったら、ケージの隅でおとなしく寝ている。
もう一度外を見たら、ヒメの小屋のあたりを匂いを嗅いでいる。
『こらー!』と、一喝したら逃げてしまい、雪明りにも首輪をしていたのはわかった。
良かった。。。ヒメに何かあったら、今は女の子なわけだし。
10時半頃帰ってきた息子に話すと
ヒメよりも一回り大きい犬じゃなかった? その 犬なら昨日も会社の帰りに見た…と言う。
一回くらいなら、繋いでおいたのが逃げてしまったという事もあるが
連日となると怪しいものだ!
ペットとしての犬を飼う事は容易い事だ。
ただ 飼うという事は、その犬のすべての責任を担う事だと思う。
飼いっ放しでろくに散歩もさせずに、面倒だからと夜に放す輩がいるのは否めない。
悲しい事だ…。
我が家の亡くなったチョビもそうだった。
大きくなって子供の頃の可愛さがなくなれば飽きられほったらかし。
そんなチョビが可哀相で我が家の一員となった。
今日、テレビでタローとジローを写した、当時のカラー写真が映し出されていた。
その観測所の職員だった人が語っていた。
人がいなければ犬は生きていけない
犬がいなければ人も生きてはこれなかった…と。
お願いだから無責任な飼い方をしないで欲しいと思った。