あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

奇跡の指輪…と呼べるかどうか^^;

2006-03-29 22:28:54 | ひとりごと

ブログでお知り合いになりました、シンさんのたっての希望で12月17日に撮った磐梯山をUPしました。



ちょっと指輪バトンのような感じになってしまったが
オヤジな私さんの奥様が指輪を失くされた記事があって
その後、Cezanneさんが寝ている間に指輪が抜け落ちていた記事に繋がり
それを読んだ私が、指輪にまつわる話を思い出した。

実のところ、私は結婚指輪をすでに失くしてしまったりしてるヤツでして
昔 我が家では稲刈りと言えばコンバインのように楽チンなものではなく
バインダーで稲を刈りその稲を干して、それからハーベスターと言ったか?脱穀機を使っていた。
すると田んぼの中には藁だけが残り、その藁を集めていろいろな物に使っていた。

私はその藁集めを一生懸命にやっていたのだが、フッと気がつくと指輪がない!!

慌ててあちこち探したけれど、広い田んぼの中で見つかるはずもなく
オヤジな私さんの奥様のような素晴らしい奇跡にも恵まれず
はたまた Cezanneさんのように奥様が見つけてくれるような事もなく
あっ…我が家の場合は私が奥様だった(~_~;)
奇跡はそう簡単には訪れてはくれない…草団子を仏壇に供えれば良かったのだろうか?

ところが、私にも奇跡は起きた!

結婚して25年は銀婚式で結婚生活の一区切りの時で
いぶし銀の美しさとして、スプーンや銀食器などの銀製品 を贈られたりするようだ。
その銀婚式に我が家の三人の子供達が、なけなしのお金を集めて指輪をプレゼントしてくれたのだ。

当時まだ学生だった息子はバイクを買うつもりでバイトをしていたお金。
娘たちは勤めてはいたが、家には食費と称して何某かのお金を出していた。
もちろん食費と称してもらったお金は、子供たちの名前で貯金。
子供が働いたお金を飲み食い等には勿体無くて使えない…いずれ結婚した時にでも渡そうと思っていた。

勿体無くて、とても指輪をはめて家事や農作業が出来なく
箱に入れて飾って置いたのだが、指輪ははめなければ意味はないと怒られたり
おっちょこちょいで、かなりお間抜けな事をやってのける私なのに
子供たちの気持ちに感謝の思いだった。

結婚した時に夫からもらった指輪はなくなってしまったが
その代わりに、子供達から何物にも代えがたい指輪をもらった。


コメント (11)
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