今年になって、外で咲いた初めての花…ビオラ
先日の高校入試合格発表に各紙面を賑わしていた。
思い出すのは我が家の息子の合格発表顛末。
冷汗ものやらカッコ悪いやら…挙句の果ての怒られるやらで
未だに我が家の言い伝えになっている。
その日は、いつもより早めのお昼ご飯を、ばぁ~ちゃんにあげて
認知気味だったが、まだ元気だったじいちゃんに留守番を頼んで息子と出かける。
高校の合格発表!
息子は友人と離れた所で話し込んで
私はのそ母親と世間話しに興じていた。
お互い、○○君は大丈夫よね…とか××君こそ~~等など。
いよいよ…発表!!
前もって娘に借りてきた携帯電話を握り締め
小さな蚤の心臓が爆発寸前で、張り出された発表の紙を見上げる。
ない! 息子の番号がないー!!
会社で、今か今かと待っているだろう夫に電話をする。
ダメだったよ…私立高校へ入学手続きに行くからと
携帯電話からは、まぁ 仕方ないやね。。。と落胆の声。
滑り止めに受けておいた私立高校の入学手続きは、今日の午後3時まで。
銀行からおろして置いた、なけなしの10万円の入った封筒を握り締める!
二次募集なんて事は全然頭になかった…ってか、私の時代にはなかったような気がする。
息子を見つけ出し、その旨を伝えると…。
はぁ~~ 何 言ってんの! 受かってっぺな!
うそ! 番号がなかったべ? と言ったら、良く見でみっせ、っと。
良く見ても、息子の番号の前後はあるのだが、やっぱり息子の番号はない。
何言ってんだべ…落ちて頭がおかしくなってしまったんだべか?
よくよく見れば、うん! なんだー?
この合格発表、縦に発表されているのではなく
二列に互い違いに番号が書かれている…あった!
間違いなく息子の番号はあった。
慌てて夫に、もう一度電話する。
ばかも~~~ん!!
かなりのお叱りを受けてしまった。
誰だって、二列に縦長に並んでいたら、互い違いに書かれているなんて思いもよらない。
息子の番号しか頭になかった私は、隣の列を見るなんて事は思いもよらなかった。
さっそく 合格の書類を受け取ってきたが、夫の職場でも微妙な雰囲気のお祝い。
はぁ…またやってしまったか! 私のおっちょこちょい。
でも良かった! なけなしの10万円が助かった♪
息子よ!こんな、ばかっ母でもぐれずに卒業してくれてありがとう。
この時期になるといつも思い出してしまう…。