なごり雪同様、春に降る雪を指す言葉としての『戻り雪』には
ちと雪が多すぎるのではないかと…5センチくらいは積もってしまったようだ。
枯れたような木の枝には雪の花が咲いている。
同じ雪と名前がついても、この時期の雪は春の雪。
名残雪 忘れ雪 戻り雪…なんとステキな言葉なのだろう。
雪の中で、この間の蕾だったふきのとうを植えた所を見たら
しっかりと根ついているようだで、この雪にも負けずに花が咲いていた。
来年にはたくさん増えて、天ぷらやふきのとう味噌
茎は油炒めなど…妄想は膨らむ(笑)
冬に、土に中で春を持ち焦がれていた植物には強さが宿っているようだ。
ジッと我慢をして、ようやく顔を出したところにこの雪。
ちょっと有難くなかった…。
お彼岸に来ていた客も帰り、後片付けも終わる頃には
あんなに降っていた雪も、夕方には止み
工場地帯の西の空に傾いていた…明日は晴れるに違いない。