あの後川清とホットファイブがイトーヨーカドー新川店にやって来た!この会場では近所のお年寄りの方が大多数で、我々取材班3人がもっとも若かった。果たしてこの会場に彼らを見ることが目的でやってきたのが、我々3人以外にいたかどうかは謎ではある。後川氏は前川清というよりは、実際には間寛平風であった。
さて、この「長崎の今日は晴れだった」は、あの有名曲「長崎は今日も雨だった」とほとんど同じ曲調であるが、作曲者が同じなので著作権等の問題は発生しないようだ。作曲者の彩木雅夫氏もこの会場に来ていた(下の写真の白ジャケの方)。彼は、私が小学生の時ごく近所に住んでいて、子供の頃私は彼の家の前を通る度「なぜ表札が 新居一芳(彩木雅夫)なんだろう?」と疑問に思っていたものだった。彼が「長崎は今日も雨だった」の作曲者だと知ったのはもう成人してからのことであった。こんな近所にあの名曲を作った人がいたのか!と私は愕然としたものだ。ちなみに、彼はこの曲を作った時点で長崎には行ったコトがなかったそうで・・・
ホットファイブと言いながらも実は二人で、この二人は「クールファイブ」のオリジナルメンバーである宮本さんと小林さんである。今回宮本さんがリードボーカルで「中の島ブルース」を唄ってくれたのだが、宮本さんも意外に野太い声で、私はすっかり魅了されてしまった。小林さんは、当初はなんだかやる気が無さそうな感じだったのだが、ソロで「アンチェインド・メロディー」を熱唱し出すと、彼は突如として内田裕也に豹変したのだった。
いやあ、おなかイッパイの30分でしたネ。このCDの将来のお宝珍盤的価値や、彼らのサインがもらえたはずだったことを考慮すると、購入しておくべきだったと、今非常に後悔している。