10年振り位でめん三郎のラーメンを食した。最近私は他の店でも塩ラーメンばかり食しているので、比較検討の意味を込めて今回も塩ラーメンを注文したのだった。
この店は、イイ店だよネ。奇のてらいの無い、真っ当な、真実の札幌ラーメンが味わえる。熟成麺のモチモチ感、ばら肉とモモ肉の2枚のチャーシュー、メンマの質感、どれを取っても手抜きが無い。店主の心配りが感じられる。

私は、熱くないラーメンに旨いものは無いと信じている。かつてこの店がまだ麻生にあった頃、職場の上司とともにココを訪れた時のこと。上司曰く「ココのラーメンは熱すぎる!これじゃあ客の8割は舌をヤケドしてると思うヨ。ここがアメリカだったら訴訟モノだネ!」と語っていたものだ。私はその非常識に熱いココのスープに店主の「ポリシ」を感じたりしていたものだったが、子供が出来た今となっては、あの熱すぎるスープでは危険すぎて、妻子連れでここのラーメンを食べるのには躊躇していた。そんなワケで久しぶりの訪問となった次第である。
で、昨日食べたココの塩ラーメンのスープには、ラードがビシッと熱を封じ込めていた、かつての危険な程の熱さは影をひそめ、普通に熱いスープに変わっていた。さて、これをどう見るかである。私は、肯定したい。大衆に媚びて日和ったというよりは、尖がっていたココの店主も、年とともに大人になったということなのだろう。あの無口で無愛想だった彼が、赤味噌を注文していた友人に対し「味濃くないかい?この味はちょっとクセがあるからネ。どうですか?」などと問いかけていたのを目の当たりにして、私はひっくり返りそうになった。価格も基本的には600円とリーズナブルで、家族連れにも自信をもって推薦できる、正統派ラーメン店です。
この店は、イイ店だよネ。奇のてらいの無い、真っ当な、真実の札幌ラーメンが味わえる。熟成麺のモチモチ感、ばら肉とモモ肉の2枚のチャーシュー、メンマの質感、どれを取っても手抜きが無い。店主の心配りが感じられる。

私は、熱くないラーメンに旨いものは無いと信じている。かつてこの店がまだ麻生にあった頃、職場の上司とともにココを訪れた時のこと。上司曰く「ココのラーメンは熱すぎる!これじゃあ客の8割は舌をヤケドしてると思うヨ。ここがアメリカだったら訴訟モノだネ!」と語っていたものだ。私はその非常識に熱いココのスープに店主の「ポリシ」を感じたりしていたものだったが、子供が出来た今となっては、あの熱すぎるスープでは危険すぎて、妻子連れでここのラーメンを食べるのには躊躇していた。そんなワケで久しぶりの訪問となった次第である。
で、昨日食べたココの塩ラーメンのスープには、ラードがビシッと熱を封じ込めていた、かつての危険な程の熱さは影をひそめ、普通に熱いスープに変わっていた。さて、これをどう見るかである。私は、肯定したい。大衆に媚びて日和ったというよりは、尖がっていたココの店主も、年とともに大人になったということなのだろう。あの無口で無愛想だった彼が、赤味噌を注文していた友人に対し「味濃くないかい?この味はちょっとクセがあるからネ。どうですか?」などと問いかけていたのを目の当たりにして、私はひっくり返りそうになった。価格も基本的には600円とリーズナブルで、家族連れにも自信をもって推薦できる、正統派ラーメン店です。
