新型インプレッサに乗った後、我々取材班3名はアクセスサッポロで開催されていた「2007 Honda Cars 札幌 大商談会」へと出かけた。こういうイベントは、気兼ねなく試乗が出来るので、大変素晴らしい。
ホントは「アコード・ユーロR」に乗りたかったのだが、残念ながらその試乗車の用意は無かった。そこで、もっともテイストが近いと思われる「アコード・タイプS」に試乗することに。
この車の2.4L・DOHCエンジンは、200psを発生するという。「レガシィB4 2.0R Spec.B」とエンジンスペックも価格もいい勝負。
左折を4回繰り返すだけの、ごく短時間の試乗だったが、おおまかな印象を語ろう。私のレガシィ2.0iよりも乗り心地はちょっと固め。だが、決して不快な突き上げがあるわけではなく、まるでエスプレッソコーヒーのような大人のテイストである。ボディもしっかりしているし、インテリアの質感も上々。キビキビ走る、なかなかいいクルマだった。
アコード。日本国内での販売台数ではレガシィに大きく水をあけられているが、その内容は拮抗していると思われる。やはり、問題は、アテンザとアルファロメオを足して2で割ったようなそのスタイルだったのかもしれない。惜しい。
さて、その会場には中古車も展示されていたのだが、なんともレアなクルマを見つけてしまった。それは、インサイト!このクルマも、もはやカルト・カーといえましょう。
グラスハッチが往年のCR-Xを彷彿とさせるリアスタイルは、絞り込みが効いていて、なかなかアート。リアタイヤの交換がちょっと面倒そうですが・・・
ただし、インテリアデザインは若干未消化な感じが否めない。この98万円という価格が高いのか安いのかは謎ですが、機会があれば、一生に一度くらいは運転してみたいものですネ・・・