先日の土曜日。娘二人は学校のキャンプで滝野に行ってしまった。その淋しさを紛らわすため、我々夫婦は岩見沢市北村で開催された「きたむら田舎フェスティバル」へと出かけたのだった。北村までは、我が家からクルマで約1時間と、意外に近いのだ。
まずは、会場そばの北村温泉に到着。無料の足湯に浸かり、ややきつめのスニーカーに締め付けられて、疲れていた足の血行を促す。
さて、会場はごらんの通りの盛況ぶり。
まず私の目に留まったのが、「かあちゃんラーメン」。
なんと、「日本一うまい」というではないか!コレは、見逃すワケには行きますまい。
さて、500円のこのラーメン。シンプルな昔風正油味だが、固めの茹で加減の麺がモチモチとして、なかなか秀逸な食感。日本一かどうかは不明だが、こういう出店で出すラーメンとは思えない、ウマいラーメンであった。コレ、来年も喰おう。
そして、同じ出店の焼鳥(1串100円)が、ふわっと焼けてジューシーで、これまた秀逸。コレも、来年、また喰おう。
さて、北村といえば、やはり「どじょう」ですネ。
ドジョウ汁とカラアゲを合わせて800円。あんまり安いとはいえないが、せっかく北村まで来たのだ。やはり、コイツも、喰わないワケにはいきますまい。
ドジョウ汁のドジョウは、決して泥臭くはなく、淡白でおいしい。骨まであっさり喰える。私は、ハタハタよりも、こっちの方が好きかも。
そして、このカラアゲは、割とスパイシーでビールのつまみにピッタリだ。この2点、妻にも勧めたのだが、喰わず嫌いの彼女は、決して口にしなかった。惜しいことである。当然、私は来年もこれらを喰いに北村に来るつもりだ。
そして、毎年恒例の豪華ゲスト。今年は、北海道が生んだローカルスーパースターみのや雅彦(またしても!)氏と、大映テレビ系テレビドラマ主題歌の第一人者麻倉未稀サンであった。
いやあ、やはり驚いたのは、麻倉サンの歌唱力と、その冷静なステージングであった。やはり、彼女は本物のプロだ。途中、踊り狂った老婆がステージ上に乱入するという珍事があったのだが、その際の沈着冷静な対処振りには、大いに感銘した。また、歌と歌の合間のトークも、老若男女取り混ぜての客層を意識して、実に的を射たもの。彼女はステキだった。楽しいステージだった。彼女はデビュー26周年を迎えたそうだが、ちょっとふっくらされた点を除けば、その美貌は衰えていなかった。いやあ、彼女のヒット曲の数々をタダで見れたなんて!ありがとうございました。
そして、祭りのフィナーレは約2000発の沼上連発花火。
渋滞を避けるため、北村温泉にて、ひとっ風呂浴びて帰宅。いやあ、楽しいひとときだった。このお祭りは、私の年中行事である。