本日の札幌は非常に蒸し暑いが、こういう日にこそ、額から汗を噴き出しながら熱いラーメンをすするのが、やはりラーメンフリークの美学であろう。久々のラーメンは南8条西13丁目3-35の「麺屋三四郎」であった。
醤油・塩・味噌の三味の価格は、全て700円。もはや、このくらいが札幌ラーメンとしては平均的な価格になってしまったかもしれない。どれにするか大いに迷ったが、とりあえず塩味をオーダー。
供されたラーメンを見て、私は躍り上がった。バラ肉と思われるもの2枚・ほほ肉と思われるもの1枚の、なんと計3枚のチャーシュー!これだけで、もう、私のハートはストップモーションである。
塩味のスープは豚骨系だが、決してしつこいお味ではなく、まろやかでクリーミィー。加藤ラーメン製のストレートでやや細めの麺は、旭川ラーメンと博多ラーメンの中間のような食感で、この秀逸なスープに良く似合う。
いやあ、素晴らしいラーメンだった。このパフォーマンスで700円は安い。
また、「醤油ラーメン」のスープは、なんと鯛の本干しでダシを取っているらしく、「限定潮ラーメン」は丸鶏ベースに秋刀魚ダシ使用とのこと!我が家からはちょっと遠いが、駐車場も3台分確保されていることだし、クルマを走らせて、必ずや再訪しなければならないだろう。「麺屋三四郎」は、ど真ん中のストライクだった。