獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

小樽クラシックカー博覧会(トヨタ・日産編)

2007年08月21日 | CARS&F1

   
 8月19日。天候にも恵まれた日曜日。家族サービスを後回しにして、私はクルマ好きの尾車親方とともに、小樽クラシックカー博覧会へと出かけた。

   
 カローラ・スプリンター。かつては大衆車クラスにも、必ずクーペが存在したのだが・・・このクルマ、なかなか流麗なカタチで、私は結構好きだ。

   
 そして、中庸なファミリーカー、コロナ。
   
   
 驚いたのは、そのミッションである。もうほとんど’80年代になろうとしているこの時代に、3速マニュアルコラムシフトが存在していたとは!
   
 この、ブルーのキラキラのリヤウインドゥガラスのクルマも、最近、ホント見なくなりましたネ。昔は10台に1台くらいはこういうクルマがいたような気が・・・

   
 名ばかりのGTたちは、道をあける。セリカ。

   
 こちらは「平目系」セリカ。10年程前、新入社員の女の子が、このクルマに乗ってたっけ。ああ、懐かしい。

   
 そして、東洋の神秘を感じさせる、「クジラ系」クラウン。テールエンドが、実にエキゾチック・ジャパン
   

   
 B210型サニー・エクセレント。
   
 この頃の日産は「アイラインウインドウ」的な処理が好きだった。ケンメリスカイラインHTシルビアetc・・・
   
 丸目6灯のテールランプも、なかなかモダンな感じで、今見ると新鮮。子供の頃、近所のそば屋さんの出前カーが、この3ドアハッチのサニーだった。今思えば、なかなか粋なそば屋ですネ。
   
 インパネもなかなかスポーティ。革巻ステアリングに加え、計器類がなんだかたくさんあるのが、嬉しい。
      
   
 310型ブルーバード。いわゆる「柿の種」。
   
 オーナー氏の愛情が、ひしひしと伝わってきますネ。
   
 扇風機も、このインテリアに良く似合っている。

   
 そして、410
   
 大径ステアリング・メッキのホーン・シフトレバー等が、キラキラと美しい。
   
 こちらは後席に、お約束の扇風機である。

   
 710バイオレット。かつて、アカツキ交通のタクシーは、このクルマのセダンだった。「バイオレット」というネーミングは、なんだか芳香剤を彷彿とさせ、イマイチ失敗だったかもしれませんネ。
   
 こちらのインパネも、当時のスポーティーカーの定番の6連メーター。
   
 リバースがローの上にある5速マニュアルミッション。3-4速が一直線になっている方が使いやすいと思うのだが、この当時はこういうシフトパターンのクルマが多かった模様。

   
 ザ・スーパースター’80910ブルーバード。910の現役当時、私は中学生だったが、このクルマ、クリーンでカッコよかった。あこがれたものです。この頃のブルーバードは、ナウなヤングが乗っても、決しておかしくなかった。

   
 そして、セドリックワゴン。この日の会場にいたトヨタ・日産のハイオーナーカーは、奇しくも両方ともワゴンだった。サイドパネルの木目と、ちりばめられた光りモノ、そそり立つスタイルが素晴らしい。リヤワイパーが2本あるのも、粋である。ああ、輝ける’70年代よ!
   

                   (・・・その他のメーカー編に続く)

コメント (4)
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