石北峠では未だに雪の降る北海道。だが、我が家は峠越えをする予定は無くなったので、ようやくにしてレガシィ2.0iのタイヤをスタッドレスからサマータイヤに交換した。
冬タイヤのホイールは「BBS」ならぬ「VVS」(スバル純正用品)。サイズは195/65R15である。
サブトランク下に格納されているジャッキを取り出す。さすが4WDに長い経験を持つスバルだけに、後輪を駆動させるシステムがラゲッジを犠牲にしておらず、スペアタイヤも整然と収納されている。ここらあたりが、他社のお手軽4駆車とは一線を画する点なのだ。
ホイールローターを見ると、やはり購入後2年半近くが経過したことが、しみじみと感じられる。
サマータイヤのサイズは205/55R16。
軽自動車でも16インチのシューズを履くクルマのあるご時世、我がレガシィ2.0iの足元が、やや貧相に見えることも隠しようのない事実ではある。だが、好燃費と軽快なハンドリングを生み出しているのが、この純正サイズなのだと信じよう。
とはいえ、やはり本音をいえば、「2.0GTspec.B」や「tuned by STI」の履く18インチは実に精悍で、うらやましかったりもする・・・嗚呼!
タイヤ交換後の空気圧点検は必定である。適正空気圧は220だが、半年間物置で寝かされていたタイヤの空気圧は、案の定180まで低下していた。
エアを適正まで注入し走り出すと、スタッドレスとは違い、直進方向の据わり感が安定したとともに、交差点を曲がっただけで、アジリティの向上が手に取るようにわかる。早くグランドツーリングに出かけたいが、ガソリンが高いのが、なんとも痛い・・・